鈴木工務店の屋根のはなし。最も古いのが、江戸末期文久3年の記録がある茅葺屋根の可喜庵です。春には芝棟にイチハツが美しい花を咲かせる、築160年のサステナブルなエコハウスです。1つ目の発電所はオフィス棟で、築 […]
住まい
新たな「K」
前回に続いて現場の話です。建設現場はよく3Kと表現されていました。きつい、汚い、危険の3Kです。大きく状況は改善されましたが、近年は地球温暖化による異常気象が懸案です。地球の平均気温は19世紀後半(産業革命 […]
家は夏を旨とすべし
近辺の過去の6月最高気温を調べました。2010年が23℃、15年が26.4℃、20年が24℃で大きな変動は見られません。しかし、今年は平年値に比べて平均気温で3~5℃、最高気温も2~5℃の上振れを記録。これ […]
心と体がほぐれる場所─自然堂での食事会体験
先日、柿生にある平屋建ての一軒家を拠点としたコミュニティスペース「自然堂(JINENーDO)」に出かけました。自然堂の理念は、都市近郊に残る里山資源を活かしながら、誰もが安心して「ありのままの自分」で過ごせ […]
窓辺
小田急線にはロマンスカーという素敵な列車が走っていますが、中には展望席もあります。どうでしょうか、乗るなら展望車両にと思いませんか。列車旅の番組では車窓の景色が映し出されます。本格的な旅客車両ではありません […]
引戸と開き戸
日本の住宅も今では開き戸(ドア)が主流です。ドアは閉めると空間の独立性が増し、何となく個人の領域が確立したように思えます。玄関ドアは、日本では外開きが普通ですが、欧米では内開きです。客をウエルカムと迎えると […]
温暖化と台風、そして建築現場
「線状降水帯」は、以前は耳慣れない言葉でしたが、今では耳にタコができるほどです。8月末に襲来した台風10号は鈍く迷走するタイプで、突然バケツをひっくり返したような雨を降らせました。会社の庭はクローバーで覆わ […]
2025年4月全面施行
2022年6月公布の建築物省エネ法・建築基準法が25年4月より全面施行されます。大きな改正点は「4号特例」と「省エネ」にあります。 4号特例は、木造住宅等の小規模建築物において建築士が設計を行 […]
雨雨ふれふれ 母さんと…
童謡「あめふり」です。子どもの頃、傘なしで走り回り、シジミ、ドジョウが取れる家の前の小川では、雨水でかさを増した水面に向かって物を投げ込み、流れゆく様を楽しんでいました。 さて、住まいにおいて […]
ブンブンの季節到来
先月末、高尾山口に緑を楽しめる家が完成しました。春には渓流沿いの梅と桜の花を、中2階にある居間の窓から眺められます。庭に面する食堂には全開口の窓を設け、広いデッキを挟んで庭と建物が一続きに。こんなふうに開口 […]













