裁判員裁判の対象となる事件には、強盗致死傷罪や殺人罪、傷害致死罪など、被害者が傷つけられたり、殺害されたりした事件が大きな割合を占めています。そのため、多くの裁判員が、被害者の傷や遺体の写真を見たり、詳しい […]
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心と体がほぐれる場所─自然堂での食事会体験
先日、柿生にある平屋建ての一軒家を拠点としたコミュニティスペース「自然堂(JINENーDO)」に出かけました。自然堂の理念は、都市近郊に残る里山資源を活かしながら、誰もが安心して「ありのままの自分」で過ごせ […]
窓辺
小田急線にはロマンスカーという素敵な列車が走っていますが、中には展望席もあります。どうでしょうか、乗るなら展望車両にと思いませんか。列車旅の番組では車窓の景色が映し出されます。本格的な旅客車両ではありません […]
裁判員制度(13)「裁判員経験の共有」
2009年5月21日に裁判員制度が始まってから2025年2月末までの間、裁判員候補者名簿に記載された人は4,216,306人にのぼります。このうち、97,444人が裁判員、33,129人が補充裁判員として選 […]
引戸と開き戸
日本の住宅も今では開き戸(ドア)が主流です。ドアは閉めると空間の独立性が増し、何となく個人の領域が確立したように思えます。玄関ドアは、日本では外開きが普通ですが、欧米では内開きです。客をウエルカムと迎えると […]
裁判員制度(12)「法教育の重要性」
裁判員になるために詳細な法律知識は必要ありません。しかし、市民が責任をもって刑事裁判に参加するためには、事前に裁判員裁判を傍聴して刑事裁判の流れや手続きを知っておくこと、無罪推定の原則や黙秘権の保障といった […]
温暖化と台風、そして建築現場
「線状降水帯」は、以前は耳慣れない言葉でしたが、今では耳にタコができるほどです。8月末に襲来した台風10号は鈍く迷走するタイプで、突然バケツをひっくり返したような雨を降らせました。会社の庭はクローバーで覆わ […]
裁判員制度(11)「傍聴のすすめ」
裁判員は、証拠に基づいて事実を認定し、被告人が有罪かどうか、有罪であるとすればどのような刑にするべきかを判断します。事実認定や量刑判断の前提となる法律の解釈や、裁判手続についての判断は裁判官のみが行うので、 […]
裁判員制度(10)「裁判員裁判の控訴審」
日本の刑事裁判では、一つの事件について原則として3回まで審理を受けることができる三審制が採用されています。第一審である地方裁判所でなされた判決に不服がある当事者は、高等裁判所に不服申立て(控訴)をすることが […]
裁判員制度(9)「裁判員や裁判員候補者であることの公表禁止」
裁判員や裁判員候補者になった人への接触や働きかけを防ぎ、プライバシーや生活の平穏を保護するために、裁判員や裁判員候補者の氏名、住所その他の個人を特定できる情報(特定情報)を公にすることは禁止されています。特 […]