
パワーハラスメントを防ぐためには、どのような言動がパワーハラスメントになりやすいのかを知っておくことが重要です。以下に挙げる7つの言動は、パワーハラスメントになりやすいため、特に注意が必要です。
1つ目は、身体的な攻撃を伴う場合です。殴る、蹴るといった暴力は、業務上の必要性が認められず、許されません。2つ目は、人格否定、名誉毀損的な表現を伴う場合です。指導の必要がある場合は、人格ではなく行動の改善を促す必要があります。3つ目は、退職、解雇を示唆する場合です。「明日から来なくていい」「クビにするぞ」といった雇用を脅かす発言は、相手に強い精神的苦痛を与えます。4つ目は、執拗に繰り返される場合です。指導が必要な場面であっても、度を越えた執拗な指導は不適切と判断されます。5つ目は、相手の属性や心身の状況に配慮しない場合です。新入社員に過度なノルマを課したり、病気や障害への配慮を欠いたりする場合です。6つ目は、公平性を欠く場合です。特定の人だけに厳しく接するなど公平性を欠く扱いは、嫌がらせと判断されやすくなります。7つ目は、見せしめ的な場合です。他の従業員のいる前で叱ったり、一斉メールで叱責したりする場合です。再発防止が必要な場合は、個人名を伏せて事象のみを報告するなど、見せしめにならないような配慮が必要です。
良好な職場環境は、互いを尊重することから始まります。まずは、ご自身がこのような言動をしていないか確認してみてください。
筆者:福田 隆行(ふくだ たかゆき)
弁護士
第二東京弁護士会
堀法律事務所
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