タイトル
 
短い梅雨が明けて驚いていたら、連日37~38℃の高温で外出を危険に感じるおっくうな日々の連続です。うだるような暑さの中、2~3年ぶりに自宅の庭でヒキガエルに対面して、互いの元気を確認したと社員が楽しく話してくれました。20年前まで、可喜庵前には南に広がる田んぼがあり、田植えの時期から青ガエルの大合唱、うるさいときには「パン」と手をたたくだけで鳴きやむのを楽しんだことを思い出しました。夏の暑い日も、水が張られた田んぼを吹き抜けてくる風は心地よいものでした。田んぼの中ほどを走る電車は子どものころの原風景の一つです。今は住宅地に変わってしまいました。
 
住宅地の出現で、かやぶきの可喜庵に微気候の変化が表れています。北面と西面にコケが生えてきました。田んぼだった当時は北面だけでした。コケのない東面は住宅地内の道路を抜けてくる風と、朝日の恩恵だと理解しています。住宅地内での建物計画にとって、風の通りを見つけることの大切さを改めて感じています。一方で、可喜庵の深い軒とカヤの屋根は昨今の強烈な日差しもシャットアウト。猛暑日でもエアコン1台で快適に過ごせます。事務所の壁から屋根には常緑のツタが絡まり、直射日光から外壁や屋根を守ってくれています。室内は60畳の空間を12畳タイプのエアコン2台で冷やしています。
 
夏はすだれを掛けるのも良し、外付けブラインドの設置も良し。室内側での対処でも良いです。今も昔も、日射を遮へいして室内に入れない工夫が一番です。
 
 
鈴木社長
鈴木 亨(すずき とおる)
株式会社鈴木工務店 代表
一級建築士
 
株式会社 鈴木工務店
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