耳イメージ
耳は大きく「外耳」、「中耳」、「内耳」の3つに部分に分かれる
 
難聴を自覚した人は、それから5~7年後にようやく補聴器を使い始めることが、さまざまな研究や調査によって示されています。あなたは聴力低下を放置していないでしょうか。
 
人が耳で聞いた音の情報は振動となって鼓膜に伝わり、鼓膜の奥にある耳小骨(じしょうこつ)で増幅されて鍋牛(かぎゅう)へと送られます。そして蝸牛の有毛細胞が振動を信号に変え、情報が脳に到達します。しかし、難聴になると耳から入ってくる音の情報が減ってしまい、その結果、認知資源が減少し、認知機能の低下につながるといわれています。
 
認知機能の低下が進むとすぐに認知症に結びつけられがちですが、その前段階で「音は分かるが内容が理解できない」ということが起こっています。軽度の難聴であってもその状態を約10年放置すれば、認知症リスクが約2倍に増加するという研究報告もあり、早期に聴力低下に対処することの重要性が示されています。取り返しのつかない言葉の理解力の低下を防ぐため、補聴器は選択肢の一つといえるでしょう。
 
 
[INFORMATION]
補聴器専門店 スマート
川崎市麻生区百合丘1-19-14
TEL:044-965-0413
営業時間:9:30~18:00 ※水曜は訪問相談のみ
定休日:第2・4土曜、日曜 
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