令和3年度
麻生区地域功労賞の表彰式開催

 
長年にわたり地域の防災に尽力した1団体・1個人が受賞
 
11月29日、令和3年度麻生区地域功労賞の表彰式が開催されました。
 
受賞したのは、新百合ヶ丘自治会推薦の樋口誠さんと、麻生台団地自治会推薦の「麻生台団地自主防災会」。樋口さんは同自治会の会長や自主防災組織本部長を長年務め、麻生区町会連合会や麻生区自主防災組織連絡協議会などでも要職を担い、区内の防災意識の向上や防災体制づくりに大きく貢献。さらに川崎市アートセンター運営協議会、あさお芸術のまちコンサート推進委員会などの委員も務め、地域の発展に幅広い分野で尽力してきました。
 
2011年から活動を始めた「麻生台団地自主防災会」は、人通りも少なくなる週末の夜、定期的に昔ながらの拍子木を使った夜回りを続け、地域住民の安心感や連帯感を育んできました。巡回開始以降、同団地内での夜間の火災は起きておらず、放火などの犯罪抑止にもつながっていることが認められました。
 
受賞にあたり、樋口さんは「約20年間、あっという間だった。今後も若い世代を支え、できることをやっていきたい」、麻生台団地自主防災会副本部長の森博男さんは「パトロールは東日本大震災を機会に考え直そうと今日に至る。今後も頑張って取り組みたい」と話しました。
 
 
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