日舞を舞う子どもたち
「座学ではなく体験ということが大きい。やってみて難しいと意識するのも大事」と教師。写真は日舞を舞う子どもたち。
 
伝統文化体験に魅せられる子どもたち
2018年11月6日、はるひ野小中学校で第4回の「伝統文化体験授業」が行われました。小中連携の同校では、小学部5、6年生と中学部1年生約540人が合同で、琴・将棋・俳句・落語・水墨画・茶道など16コースに分かれ、作品作りや技の習得に励みました。指導に当たったのは麻生区学校支援センターに登録されているボランティア講師で、「初めてこういった体験をする子どもたちがほとんどでしたが、回を追うごとに上手くなり楽しんでやっている姿を見て、教え甲斐を感じました」と語ってくださりました。「核家族化で祖父母の年代の人たちと関わることや、伝統文化に触れることが少なくなってきているので貴重な体験。今年で9年目になる取り組みですが、毎年子どもたちは普段の授業では見せない表情で惹きつけられているのを感じます」と同校教師。「初めて尺八という楽器を吹いてみて、最初は音が出なくて大変だったけれど、楽しかったです」「正座も大変だしお茶がこんなに苦いと思わなかったけれど、こういう体験がしてみたかったです」と、9月から始まった同授業に子どもたちは満足感いっぱいの表情でした。
 
 
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