地域で楽しくつながり、
困ったときに気兼ねなくSOSを出せる関係づくりを

地域の人たちで助け合い、安心して暮らすことを目的に立ち上げた「見守りの会第5」(新百合ヶ丘第5自治会)。
一人・二人暮らしの高齢者が増え、自治会役員や民生委員に頼るだけでは難しい状況の中、継続的に活動し災害時や急な体調不良時などにも気兼ねなく互助ができる関係を作れたらと、2年越しで協議。見守られ希望者と支援ボランティアを募り、2014年に45人でスタートを切りました。活動の中心は月2回のおしゃべり会開催。雑談をしながら地域の情報、健康・医療に関する勉強会、買い物支援や保育園のお迎え援助、冬の除雪支援など、ご近所ならではの要請もかけるなど、地域のつながりの主軸として活動しています。また、指導者の下、季節に合わせた曲の二部合唱の練習を行い、籠口の池公園での地域イベントや高齢者施設、地域教育会議主催のアートフェスティバルなどでの演奏も積極的に展開しているそう。参加できない人にはおしゃべり会の会報を届け、安否確認を兼ねた声掛けも実施。年に数回、健康・防災・地域の歴史に関する講演会なども行っています。「私たちの活動を知ってもらうことで、他地域でも同様の動きが広がっていけばうれしい」と、代表の柳下さんは語ってくれました。
 
【お問合せ】
見守りの会第5
TEL：044-987-2248（代表・柳下）
★毎年定期的に新たな支援希望者やボランティア参加希望者を募っている。詳細は問い合わせを。