市民に向けて火災予防について情報を発信
11月9日、秋の火災予防運動の一環として麻生消防フェアが実施され、サッカーJ1リーグ・川崎フロンターレの中村憲剛選手が一日麻生消防署長に就任しました。小田急線・新百合ヶ丘駅南口広場にて委嘱状交付式が開かれ、山本勉麻生消防署長より委嘱状を手渡されると、中村署長に変身。防火パレード出発の号令をかけて自身もパレードの列に加わり、川崎市消防音楽隊や幼年消防クラブ員とともにペデストリアンデッキを行進しました。
その後、新百合ヶ丘エルミロードに移動し、防火査察を体験。○×クイズ形式のトークショーや予防広報グッズの配布を行い、多くの市民に向けて火災予防を呼びかけた中村署長。「普段歩いている新百合ヶ丘で、消防署長の格好でパレードをしたのが不思議な感じ。たくさんの人が来ていて驚きましたが、関心を持ってくれてうれしいです。今日は火災予防に関する良い知識を得たと思うので、ぜひ生かしてほしいと思います」と語っていました。
平成28年の市の火災件数は374件。火災原因は放火(疑いを含む)によるものが85件で、昭和51年より41年間連続トップとなっているとのこと。ゴミは収集日の朝に出す、家のまわりに燃えやすいものを置かないなど、自分たちでできる放火されない環境づくりへの協力が求められています。