新百合ヶ丘総合病院で8月2日、タレントの原千晶さんを特別講師に迎えて、同院開院5周年記念の市民公開講座「大切にしたい、自分の体。2度の子宮がんを経験して」が開かれ、200人の市民が耳を傾けた。
30歳の時、子宮頸部に腫瘍が見つかり円錐切除した原さん。病理検査で悪性のがんと分かり子宮全摘を勧められたが、迷った末に温存。毎月の検査を医師と約束し2年間は真面目に通ったが、自己判断で病院通いをやめて3年後、激しい腹痛に襲われ病院に駆け込んだところ、ステージ3Cの子宮体部頸部併発がん。リンパ節に及ぶ全摘手術を受け、強い副作用の抗がん剤治療を受けながら、不勉強で間違いだらけだった自分に、初めて後悔を感じたと言う。「皆さんや、周りの方たちに自分と同じ後悔をしてほしくない。私の経験が少しでも役に立てば…」。
講演後はPET検診モニターの抽選が行われ、がんの早期発見のための一助となれば、と同院の笹沼仁一院長の言葉があった。
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