『持続する郊外 ─ 住民主導のアーバニズム』
 
麻生地域は、隣接する多摩ニュータウンや多摩田園都市とは異なり、全体計画はなく個別開発の集合体として、住民主導の草の根で開発されていきました。本書では、この麻生地域形成の歴史をたどるとともに、川崎新都心街づくり財団が近隣の複数の大学と協力して行った、 7つのテーマ(市街化、ポストコロナのライフスタイル、緑の環境、芸術文化、消費と商業、子育て、高齢化)の研究調査結果を収め、郊外社会の持続型モデルを提言しています。まちづくりに関心のある人や、地元のことをもっと知りたいと思っている人に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
 
 
[INFORMATION]
『持続する郊外 ─ 住民主導のアーバニズム』
発行:2023年10月18日 第1刷
定価:4,400円
監修者:(一財)川崎新都心街づくり財団
編著者:平本一雄(東京都市大学名誉教授、工学博士、川崎新都心街づくり財団特別顧問)
発行者:矢野未知生
発行所:(株)青弓社
※有隣堂 新百合ヶ丘エルミロード店、三省堂書店 アコルデ新百合ヶ丘店、しんゆり交流空間リリオス他で購入可