新百合丘オーパでは、普段は館内で廃棄しているハンガー・靴の空き箱・端切れなどの廃材を材料にして「SDGs昆虫標本アートワークショップ」が8月20日に開催されました。このイベントは、あらゆる社会課題に対してクリエイティブな解決策を提案しているアーティスト集団、「BON ART（ボンアート）」（東京都江戸川区東葛西）との共催で行われました。
体験時間は約45分。10:30の回から17:30の回まで計7回のワークショップが行われ、たくさんの子どもたちが参加しました。まずは講師の先生からSDGsについて分かりやすい説明を受けてから、制作開始。初めての人でも簡単に作れるように、昆虫の型紙カードが用意されていました。好きな型紙に合わせて使いたい布やリボンを選び、チャコペンで型取りし、ハサミで切って台紙に貼っていきます。昆虫の手足には、ハンガーからできたプラスチックを溶かして作った棒を使いました。
今回のワークショップの特徴は、その場でコンテストに応募できるというところ。応募した作品のうち入選した作品は8月23日から9月12日まで館内に展示され、来館者による投票が行われました。
投票の結果、「くるくる大賞」に選ばれたのは中村恵太さん。そして、「オーパ賞」を福木愛侑さんと福木秀兜さん、「ワクワク賞」を大城奈音翔さんと増田名峨さんが受賞しました。おめでとうございます！
受賞作品を含むすべての入選作品は、10月7日(金)まで新百合トウェンティワン・ギャラリー（川崎市麻生区万福寺1-2-2 新百合21ビル1F、小田急線・新百合ヶ丘駅北口より徒歩2分）に展示されています。
★翌日8月21日からは「アウトサイダー・アート展 ピカソ・カレッジ 〜ART is FUN〜」を開催
アートワークショップの翌日、8月21日からの1週間は、同じく「しんゆりアート de 未来」のイベントとして、「アウトサイダー・アート展 ピカソ・カレッジ 〜ART is FUN 〜」が開催されました。
「アウトサイダー・アート」とは、特別な美術教育を受けていない人が独学で生み出す芸術作品のこと。同展では、福祉施設「ピカソ・カレッジ新百合」（川崎市麻生区古沢）のアートが大好きな利用者たちが無垢な感性で描いた作品の数々が展示され、多くの人が足を止めて鑑賞し、感嘆の声を漏らしていました。
8月22日から28日まで、新百合丘オーパ地下1階カレイドプラザにて、「アウトサイダー・アート展 ピカソ・カレッジ 〜ART is FUN〜」が開催されました。
[INFORMATION]
●新百合丘オーパ
川崎市麻生区上麻生1-1-1（小田急線・新百合ヶ丘駅南口より徒歩1分）
TEL：044-965-2121
営業時間：10:00～21:00 ※営業時間が異なる店舗有
定休日：不定休
駐車場：有
URL：https://www.opa-club.com/shinyurigaoka/
●ボンアート株式会社
東京都江戸川区東葛西1-36-9
URL：https://bonart.co.jp/
●ピカソ・カレッジ新百合
川崎市麻生区古沢255-5
URL：https://imhappy.jp/picasso.html
