王禅寺公園
住宅街の真ん中にある王禅寺公園。子どもたちが遊具で遊んだり、芝生のきれいな季節にはピクニックをしたり。公園内にある緑豊かな遊歩道を歩くと、住宅街の中とは思えない景色を楽しめる
 
テレワークの普及で住まいの選び方も変化
理想の住まいを実現できる、しんゆり・王禅寺エリア
新型コロナウイルス感染拡大をきっかけとして、時間や場所にとらわれない働き方「テレワーク」の普及が加速しています。在宅勤務や時差通勤が可能になれば、都心近くの住まいにこだわる必要もありません。不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」を運営する(株)LIFULL(東京都千代田)が9月8日に発表した、「コロナ禍での借りて住みたい街ランキング」(2020年4月〜8月の掲載物件に対する検索・問い合わせ数より算出)では、小田急線の「本厚木」が1位に。他にも「大宮」「千葉」「八王子」「津田沼」「立川」「八潮」「平塚」など、首都圏郊外エリアの街が数多くランクインしています。
 
これらの街には、郊外のターミナル駅で駅勢圏が比較的広く、生活利便性がある程度期待でき、電車を乗り換えずに都心方面へアクセスできるという共通点があります。「通勤」の概念が変わりつつある今、住まいを検討する上でのエリアの選択肢は大きく広がり、新型コロナウイルスに対する感染リスクの低い、安心・安全な街で暮らしたいという意識が高まっているのです。
 
この観点から考えると、新百合ヶ丘も決して例外ではなく、理想の住まいを叶えるための条件は揃っていると言えます。中でも、1960年代後半から住宅開発が進み、今も落ち着きのある閑静な住宅街が広がる「王禅寺」エリアは、新百合ヶ丘駅からも程よい距離があり、静かで暮らしやすい地区です。このエリアは川崎市の地区計画制度により、良好な住環境を有する低層の一戸建住宅地として保全・整備されており、敷地の細分化や用途の混在などを防止し、建物の高さを制限、エリア内の清潔・静穏の確保にも努めています。集合住宅は不特定多数の人の出入りがあり、共有スペースもあるので感染が心配という人にとって、一戸建住宅は理想の住まいですが、王禅寺エリアなら隣の家ともある程度の距離を保ち、広い敷地に、仕事をするスペースや部屋も備えた家を建てることができるでしょう。
 
王禅寺東2丁目付近
王禅寺東2丁目付近の住宅街。静かで落ち着いた雰囲気が漂う
 
緑に囲まれた公園の他、レジャー・スポーツ施設も充実
王禅寺エリアには、「王禅寺公園」や「王禅寺ふるさと公園」など、緑豊かな公園が複数あり、芝生の上でピクニックを楽しむ家族連れの姿も見られます。密になりにくいアウトドアへの関心が高まる中、近場にリフレッシュできる場所があるのはうれしいものです。他に、1975年にオープンした「百合ヶ丘ファミリーテニスクラブ」や、王禅寺処理センターの余熱を有効活用した川崎市営スポーツ施設「ヨネッティー王禅寺」、管理釣り場「BerryPark in FISH ON! 王禅寺」など、レジャーやスポーツを楽しめる施設も充実しています。
 
王禅寺公園
王禅寺公園の遊具(一部)
 
10年後には横浜市高速鉄道3号線の新駅開業予定
川崎市と横浜市は今年1月、横浜市高速鉄道3号線(横浜市営地下鉄ブルーライン)の延伸「あざみ野〜新百合ヶ丘」において、川崎市側のルートは、ヨネッティー王禅寺付近に駅を設置するルート(東側ルート)を選定。交通政策審議会答申の目標年次である2030年の開業に向け、環境影響評価や都市計画、鉄道事業法などの手続きを経て、早期の事業着手を目指していくとしています。新駅が開業すれば、新横浜駅へ直通となり新幹線アクセスも強化され、同時に駅周辺の活性化につながるまちづくりも進められます。
 
さまざまな魅力があり、これからの時代の暮らし方にもフィットする王禅寺エリア。イチョウ並木が美しい季節にゆっくり歩いてみては
 
イチョウ並木
イチョウ並木がきれいに整備された、百合ヶ丘ファミリーテニスクラブ前の道路
 
 
地図
王禅寺エリアMAP