伊藤 まゆみさん

一般社団法人絵本メンタリング協会
EQ絵本認定インストラクター
伊藤 まゆみさん(麻生区在住)

 
 
楽しく自信を持って子育てしてほしいと、絵本を使って子どものIQ、EQ(心の知能指数)を伸ばしていく講座を開催している伊藤まゆみさん。「絵本の持つ力の素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらいたい」
 
もともとパソコンが好きでIT関係の仕事をしていたそうですが、子育てをするようになり、インターネットより新聞、スマートフォンより本と、紙に魅力を感じるようになったという伊藤さん。4年前から起業女性のための「朝活交流会」を新百合ヶ丘、たまプラーザなどで開催。自分の好きなことを仕事にしたいという世代を超えた女性たちが応援し合える仲間作りの場として、延べ500人ほどが参加してきました。
 
その交流会に参加した塾の先生が「お母さんがもっと楽になれば子どもたちものびのび育ちます。親の言葉一つで自己肯定感がしっかりできるような幼児期が大切」と、2017年3月に絵本メンタリング協会を設立。伊藤さんは0期生となりました。
2人の子どもを持つ伊藤さん自身も、これを機に自分の中に自信という軸ができ、悩みが多くなりがちな子育ても、常に前向きで楽しいものとなったそうです。
 
絵本の中のさりげない言葉かけができる母親像に憧れていたという伊藤さん。「親子の絆が深められると子どもも安心してのびのび育つでしょう。自己肯定感が低い子であっても、ハッピーエンドの話をたくさん読んでいくことで自信が持てるようになります。成長するにつれ親からは見えない部分も増え心配になるけれど、自己肯定感の育まれた自分の子どもが周りに良い言葉かけができたら、必ず良い言葉が返ってくると思うんです」
 
絵本はハッピーエンドの話が多く、成功脳を手に入れたり、コミュニケーション能力開発のために企業研修などでも使われているといいます。「誰もが絵本を日常に活用し、自己肯定感や自信を持てるようになれば、困難があっても頑張れるようになります。それで大人たちが笑顔でいれば、子どもも幸せになれる。じっくり子どもに向き合うことのできるお母さんだけでなく、忙しくて余裕のないお母さんにこそ、楽に穏やかに子育てをするために、ぜひ絵本を手に取ってみてほしいです」
 
 

読み聞かせのようす
伊藤さんの講座には子ども連れの若いお母さんから、孫のためにという人までが、絵本の選び方や読み聞かせの仕方を学びにやってくるそう。
 
朝活のようす
「いろいろな講習ができる仲間たちでチームを作り、一緒に活動できる団体ができたらいいな」というのが伊藤さんの現在の夢。写真は朝活@新百合ヶ丘の様子。
 
 
【お問合せ】
MAIL:9721.tea@gmail.com(伊藤)

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