NOBORITO ROOF PARK CAFÉ&BAR ウッドデッキでの記念撮影(4月27日 記念式典にて)
 
Park-PFIを活用した川崎市初の身近な街区公園

4月27日、小田急線・向ヶ丘遊園駅と登戸駅のほぼ中間地点にある「登戸つくりと公園」内にて、地域の新たな交流拠点「NOBORITO ROOF PARK CAFÉ & BAR」(以下、NOBORITO ROOF)のオープンに先立って記念式典が開かれ、事業者の株式会社井出コーポレーション、井出ビルディング株式会社をはじめ、川崎市や地域団体の関係者らが出席しました。

登戸つくりと公園は多摩区内に整備された3つの街区公園のうちの一つで、地域の人々から寄せられた声をもとに整備を実施し、2025年3月に完成。今回、川崎市のPark-PFI(公募設置管理制度)を活用してカフェがオープンしました。川崎市内でPark-PFIを活用した事例はすでにいくつかありますが、地域の人々が利用する身近な街区公園でのPark-PFI活用は、市内では初めての取り組みです。

記念式典を主催した事業者代表企業、井出コーポレーション代表取締役の井出喜文さんは、「新しいマンションが建ち人口は増えている一方で、区画整理の中で失われた商業的なにぎわいの原風景をどう取り戻していくか。この地域に『住みたい』『住み続けたい』と思ってもらえるよう、公園の魅力や滞在価値を高めることに貢献したい」と、地域への思いを語りました。
 
 
みんなの木陰

NOBORITO ROOFは、「みんなの木陰を生み出す公園にしたい」というコンセプトのもと、カフェを一つの木陰と捉えた大きな一枚屋根や、公園に死角をつくらないために視線が抜けるよう設計された開放的な空間が特徴的です。設計を担当した株式会社コースト代表の尾崎武さんは、「新しく発展していくまちの中に、少しでも『余白』をつくりたかった」と、設計に込めた思いを語りました。

カフェではレジャーシートの貸し出しやレンタルスペースとしての活用、貸し切りでのパーティーやセミナーへの対応なども予定しています。店長を務める中野良平さんは、「皆様にとって使いやすく、安全で日常が少し豊かになる場所にしていきたい」と話しました。

大きな一枚屋根が印象的な建物。この屋根の下で、地域の人々のさまざまな活動が生まれてほしいという願いが込められています
 
 
地域の人々の「心の滞在場所」「心の結節点」に

式典では、地域との協働を重視して進めてきた公園整備の経緯についても紹介されました。
「地域の人々が滞在し、心を寄せる場所になることが重要。この公園が地域の皆様の『心の滞在場所』『心の結節点』になることを願っています」と、八尾光弘副市長は期待を寄せます。

式典の最後には玉川幼稚園の園児たちが、カフェの一角に設置されたコミュニティ菜園にローズマリーやミント、タイムなどのハーブの苗を植えました
 
 
「みんなの木陰」というコンセプトのもと、公園とカフェを地域で育てていこうという思いが随所に感じられ、地域の日常に寄り添う新たな居場所としての今後の展開が楽しみなNOBORITO ROOF。
カフェは5月10日までのプレオープンを経て、5月12日にグランドオープンを迎えます。


 
 
[INFORMATION]
NOBORITO ROOF PARK CAFÉ&BAR
川崎市多摩区登戸2205-1 登戸つくりと公園内
プレオープン:2026年4月29日〜5月10日
グランドオープン:5月12日
営業時間:10:00〜18:00
定休日:月曜
席数:41席(店内25席・店外16席)
Instagram:@noborito_roof
※季節や状況により営業時間が変更となる場合があります。最新情報はInstagram等でご確認ください。