起震車で地震体験イメージ
起震車で地震体験をする友達の様子を見ながら、ドキドキと自分の番を待つ子どもたち。後ろ姿に緊張感が漂います
 
3月28日、東百合丘会館広場にて起震車を呼んでの防災訓練が実施されました。前半は東百合丘こども文化センタ-のイベントとして25人程の小学生が、後半には東百合丘町会のメンバーが参加し、地震の基礎知識の説明を受けた後、4〜5人ずつ順番に震度5弱・6弱・7の三段階を体験。震度が高くなるにつれ、子どもたちの表情も徐々に変わり、手すりを握る手にも力が…。体験後は「初めは楽しいと思ったけれど、だんだんと怖くなった」、「本当に地震がきたときにどうしたらよいか考えてみたい」と感想を話していました。
 
その後子どもたちは文化センターに戻り、麻生区地域みまもり支援センター協力のもと、「多様なつながり・地域参加・安全安心・地域拠点・地域の団結力・地域愛着・人材・個の力」のワークにウルトラクイズ方式で取り組み、学びを深めました。
 
ワークの結果発表タイムイメージ
ワークの結果発表タイム。楽しみながら学びを深めることができました
 
東百合丘町会では3月23日にも防災教室として「地震を中心とする自然災害に対する心構えと備え、発生時に取るべき行動」をテーマに講演会を開催。地域の防災に対する意識の高さがうかがえます。東百合丘町会松澤武雄会長は「日頃から近隣のつながりが大事。災害時には地域住民の協力、助け合いが最も重要になる。顔見知りの近所の住民の姿が見えないとなればみんなで探したり、人命救助につながることにもなるだろう」と地域のつながりの大切さを強調していました。
 
 
[INFORMATION]
主催:東百合丘こども文化センター
共催:東百合丘町会
協力:麻生区地域みまもり支援センター