芸術・文化を通じて人と人をつなぐコミュニケーションの場を企画
普段は休憩スペースとなっている川崎市アートセンター3階コラボレーションスペース。長く課題とされてきた有効活用のための試みとして、3月16日「映える写真講座」が開催され、賑わいをみせました。
フリーランスフォトグラファーとして活動中のプロカメラマン岩崎力也さんが講師を務め、一眼レフの基本的な使い方レクチャーや、実際に撮影した写真のフィードバックなどを実施。カメラが好きな人、興味がある人、撮影の方法を知りたい人がそれぞれの目的を持ってカメラを片手に集まり、講師の説明に真剣に耳を傾けながらメモを書き留めていました。また、撮影タイムには参加者がカメラを構え、さまざまなアングルから用意された対象物を撮影したり、近くに来た岩崎氏にレクチャーを受けたりと、充実した時間となりました。
講座終盤には写真上達に向けた個人的な質問が相次ぎ、絞り値やガラスケースに入っている絵画の撮影方法、自分撮りに合うレンズ角度などの質問に岩崎氏が丁寧に回答。参加者は「大変勉強になった」と清々しい表情を見せていました。参加者同士も、互いにカメラの知識や経験を交わすなど終始和やかな雰囲気で進行し、講座は30分延長するほどの大盛況に。
NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり白井勇理事長は「このアートセンターのコラボレーションスペースの有効活用を検討し、コンシェルジュのように多種多様なアートを展開して人が集う場を設けていきたい」と今後のイメージを語りました。また、今回の企画を担当をした岩崎楓さんは「まちの人と人がつながるコミュニケーションのきっかけになれることを願っています」とコメント。今回の催しはNPO法人しんゆり・芸術のまちづくりが主催となり、4月からは年に数回、映像や音楽など、さまざまな芸術とコラボレーションしたイベントを開催予定ということです。
[INFORMATION]
主催：NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり
共催：川崎市アートセンター
【お問合せ】
NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり事務局
TEL：044-959-1020(平日10:00～17:00)
MAIL：pr@shinyuri-art.com
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