麻生区SDGs推進隊の活動報告
麻生区SDGs推進隊の年間活動報告では、「学ぶことで自分の行動が変わった」と感想を発表する子も。昨年、学校給食の牛乳がストローレスパックに変わったことも、印象的な成果だったと達成感を見せた
 
「SDGs」はみんながつながるための共通言語
 
2月10日、新百合ヶ丘トウェンティワンホールにて麻生区SDGs推進隊による「SDGsマルシェ in あさお」が開催されました。2021年度に区内在住の小中学生が集まってスタートした同隊が、これまで3年間の活動の集大成として、企画・運営したイベントです。
 
当日、同推進隊の子どもたちは、売上を小児がん支援団体へ寄付するレモネード販売や、自分たちで作成したサステナブルマップ(地域資産とSDGsゴールを結び付けたマップ)の掲示などを実施。サステナブルな活動を紹介する地元企業ブースと共に、多くの来場者を集めました。
 
ステージも設けられており、こちらも「麻生区SDGs推進隊活動報告」をはじめ、医療のエコ活動・ドラッグロスを呼びかける音楽絵本「ポーリーとナーミーのまほうのステッキ」の読み聞かせ、世界の貧困問題を伝える藤原ひろのぶ氏の講演会「世界と僕らの繋がりのお話」など盛りだくさんの内容。どのプログラムも会場にいた全ての参加者が真剣な表情で聴き入っており、皆がさまざまな角度から「社会」そして「未来」と向き合う時間となりました。
 
「SDGs」は大人、子どもと区切ることなくみんながつながる共通言語だと話す「一般社団法人サステナブルマップ」の今井雄也代表。今自分が出来ることを少しずつ、その共感が社会に影響を与えると言います。「こうでなければならない」という価値観の縛りのない子どもたちのアクションを、大人たちの行動変容に結びつける「リターンエデュケーション」に、今後も引き続き期待が高まります。
 
レモネード販売
子どもたちが企画したレモネード販売。大きな声で客を呼び込む時の表情は真剣そのもの。「おいしいと言ってくれるお客様の笑顔がうれしかった」と満足そうに話していた
 
市民団体「Miraiallかわさき」は音楽絵本の朗読を通して、医療のエコ活動やドラッグロスについて、小さな子から大人までわかりやすく伝えました
 
藤原ひろのぶ氏講演会「世界と僕らの繋がりのお話」。世界の裏側の貧困問題と自分たちとのつながりについて考えさせられる内容に、参加者は最初から最後まで真剣な眼差しで聴き入りました。つながりについて気づき、分け合い、行動し、変化するきっかけに
 
 
[INFORMATION]
SDGsマルシェ in あさお
主催:一般社団法人サステナブルマップ 
共催:麻生区・新百合ヶ丘エリアマネジメントコンソーシアム 

【お問合せ】
一般社団法人サステナブルマップ
TEL:044-400-1900
MAIL:info@sustainablemap.org