稲城市に点在するビュースポット。名前は知っているし、車で通ったことはあるけれど、行ったことのない場所は意外と多いもの。今回は冬でも散歩が楽しめる、稲城市内を代表する3つの公園の景観を紹介します。
多機能性に驚かされる若葉台公園
若葉台公園は、テニスコートやデイキャンプが可能なエリアを備えた、多目的に楽しめる公園。大型複合遊具からバスケットゴール、健康遊具まで、体を動かせる設備も充実しており、休日には多くの家族連れで賑わいます。駐車場は3ヶ所、駅からのアクセスも良い便利さも魅力です。防災機能も充実しており、太陽光や風力を利用した発電設備や、約2000トンの水を確保した給水所があります。また、公園地下にある砕石貯留槽は、ホタルの里としても知られる上谷戸の水源。どこにその仕組みが隠されているのか、機能性にも注目して歩いてみてはいかがでしょうか。
稲城中央公園のくじら橋と展望デッキ
南多摩尾根幹線道路を跨ぎ、稲城中央公園と稲城第二公園を結ぶくじら橋。竣工した1997年には数々の賞も受賞した、稲城の名所のひとつです。見た目通りの橋の名は、地元の小学生からの公募で命名されました。下から見上げた姿も迫力がありますが、橋の上は想像以上に幅があり、橋の真ん中から見上げる空の広さは圧巻の一言。橋の東側からは、東京スカイツリーなど都心の風景も見ることができます。中央公園の中にも見どころは多く、特にグラウンドの右奥にある展望デッキは、デッキ自体がユニークで一見の価値あり。ぜひこちらも近くで見てください。
唯一無二の存在感が魅力の城山公園
里山の豊かな自然のなかを、アートを楽しみながら散策できる城山公園。ファインタワーや野草園など、公園の多様な魅力を詰め込んだ多面性が他にはない存在感を見せています。南北に長い敷地の端は、それぞれ中央図書館、商業施設とつながり、散策の後に楽しみが多いのも特徴です。鑑賞目的のアートだけでなく、遊具も個性的なデザインをしているのが面白いです。ファインタワーの手前にある、狛犬のような配置で向かい合う象など、気になるオブジェが点在しているので、カメラ片手に歩くのも楽しそうです。
市民の憩いの場となるようにとの願いが込められた、個性豊かな3つの公園。歩いても無理のない距離にあり、シェアサイクルで巡ることもできるので、気軽に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
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