麻生区の地名が由来する植物で地域の自然と文化を感じよう
「からむし」という植物をご存じでしょうか。シソに似た葉を持つイラクサ科の植物で、縄文時代から主に繊維の原料として重宝されてきました。この麻生の地でも古くから親しまれており、麻生区の地名も由来するといわれています。
そんなからむしを実際に紙へ加工する体験をしながら、からむしの特性を生かした先人の知恵と歴史を親子で学べるワークショップが2023年7月23日(日)に開催されます。7月2日には「里山フォーラム in 麻生」のメンバーが中心となって同イベントの準備を行いました。薬品は使わず安全かつ簡単な方法で紙にするための作業をしていきますが、一本の茎から表皮を剝がし、その表面を削るなど、各工程には案外難しいものも。講師の高柳芳恵先生の説明は、繊維にまつわるさまざまな知識や、身近な植物の構造から見えてくる意外な発見など、知的好奇心がくすぐられるものばかり。また、植物を観察しその特性・性質を見抜くことは科学においても重要と話します。同イベントを通じて、身近な植物への見方も変わってくるかもしれません。申し込み期限は7月18日(火)までなので、お早めに。
[INFORMATION]
親子で楽しむ「からむし」ワークショップ 紙をつくろう!
開催日時:2023年7月23日(日) 9:45~12:00頃
会場:麻生市民館 料理室
対象:小学生以上の親子
定員:12組(応募多数は抽選)
参加費:1人200円(保険代、材料費など)
申込み:こちらのWEBサイトより
【お問合せ】
里山フォーラム in 麻生
TEL:070-6426-6123(石井)
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