2月17日に川崎市役所第3庁舎記者会見室にて行われた記者会見の様子
 
アーティストを応援するとともに、地域の力・芸術文化の力で閉塞感を癒す芸術祭を
 
「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)2021は、非常に内容の濃い多彩なジャンルの公演を、コロナ対策を万全にして開催します」という、同芸術祭実行委員長で昭和音楽大学理事長の下八川共祐さんによる挨拶から始まった記者会見。例年よりも公演数は抑えられていますが、ジャンルは変わらず多岐にわたり、地元にゆかりのある一流アーティストも多数出演して、見応え・聴き応えのある充実した公演ラインナップとなっています。
 
今回の会見には、芸術祭を支えるアートボランティアを代表して、柴田かおりさんと松田肇さんも出席しました。柴田さんは、昨年から高校生の息子もボランティアに加わり、祖母・母・息子の3代で活躍中。昨年はコロナ禍で辛かったけれど、ボランティア仲間と再会して活動することができて楽しかったと話し、「会場でも終演後にお客様と接して、とても喜んでくださっていることが分かりうれしかったです」と笑顔を見せました。松田さんは、「このボランティア活動を始めるまで、地域の人にこんなに喜ばれることを経験したことはありませんでした」と、活動に喜びと誇りを感じているといいます。
 
ストレスを感じることが増えている今こそ、芸術の癒しの力を信じたいですね。今年も来場者に満足して帰ってもらいたいと、やる気に満ちたアートボランティアたちが、芸術祭の準備を着々と進めています。
 
「アルテリッカ ポーズ」で記念撮影
(左から)長谷川幸雄さん(川崎・しんゆり芸術祭2021実行委員会 事務局長、川崎市アートセンター 館長)、北條秀衛さん(同委員会 特別参与、公益財団法人 川崎市文化財団 顧問)、下八川共祐さん(同委員会 委員長、学校法人東成学園〈昭和音楽大学〉理事長)、柴田かおりさん(アートボランティア)、松田肇さん(アートボランティア)
 
 
[INFORMATION]
川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)2021
開催期間:2021年4月18日(日)〜5月16日(日)
公演数:全21演目27公演
会場:昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ、川崎市アートセンター、麻生市民館 大ホール、新百合トウェンティワンホール、他
チケット取扱い:アルテリッカしんゆりチケットセンター(電話予約 TEL:044-955-3100、平日10:00〜17:00 ※4月1日(木)〜毎日営業)、下記公式WEBサイト、他
主催:川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)2021実行委員会
共催:川崎市、川崎市教育委員会
後援:「音楽のまち・かわさき」推進協議会、NPO法人しんゆり・芸術のまちづくり、「映像のまち・かわさき」推進フォーラム
※公演情報等、詳細は下記公式WEBサイト参照
 
 
【お問合せ】
川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)2021実行委員会事務局
TEL:044-952-5024
FAX:044-955-3212
URL:https://www.artericca-shinyuri.com/