1950年代の後半からドラムスのアート・ブレーキーを中心に結成され、ジャズの王道を歩んだバンドが「ジャズメッセンジャーズ」。単なる音楽ユニットとしてだけでなく、優秀な人材を育成するジャズの名門校としてジャズ界に大きな功績を残しています。今回のジャズスクエアでは、彼らの名曲を新進気鋭の女性ミュージシャンの演奏で華やかにお届けします。
《出演》
高澤 綾(トランペット)
10歳よりトランペットを始め、国立音楽大学をトランペット専攻で卒業、在学中はニュー・タイド・ジャズ・オーケストラに所属する。卒業後に参加した東京ブラススタイルではジャズCDとして異例のセールスを記録。2009年NY国連本部にて行われた世界人口基金表彰式典にソリストとして招かれ日本人初の独奏を務め、各国大使よりその表現力を絶賛される。2012年ファーストアルバム「PATTERNS」をリリース、同年日比谷公会堂でのサマージャズに今田勝(p)のバンドで出演。2013年グラミー賞ノミネートアーティストHector Martignon(p)の来日公演や、2014年日野皓正(tp)の弟、日野元彦(d)の追悼ライブにも峰厚介(ts)のバンドのメンバーとして参加。アメリカNew Orleans滞在時にはDelfeayo Marsalis(tb)率いるUptown Jazz Orchestraに参加するなど国内外において共演者多数、Nicholas Payton(tp)との共演や2015年Dirty Dozen Brass BandのBillboard TOKYOでの来日公演にも参加するなどニューオリンズジャズにも造詣が深い。2016年春にはアメリカ最大級のジャズフェスティバルNew Orleans Jazz And Heritage Festivalに自身のバンドで招かれ、Jason Marsalis(d)Wessell Anderson(as)中村健吾(b)を含む日米混合メンバーでの出演を果たし、翌2017年同メンバーで録音されたフルアルバム「Crescent City Connection」でキングレコードよりメジャーデビュー。2016年横濱ジャズプロムナード主催デトロイトジャズフェスティバルコンペティションでの準優勝など、国内外での評価も高くその活動範囲を広げている。Bill Adam(tp)やLaurie Frink(tp)のメソッドによる吹奏楽やビッグバンドの指導、個人レッスンなどの後進の指導にも力を入れている。
田中 菜緒子(ピアノ)
1985年福岡県生まれ。幼少よりクラシックピアノを習い、ヤマハJOCにて活躍。様々なコンクールで賞を受賞。桐朋学園大学ピアノ科に進学し、在学中には、ブルガリア国際コンクールで1位を受賞。また、桐朋学園大学卒業生の九州代表として、アクロス福岡で行われた卒業演奏会に出演。その後、JAZZの勉強を始め、現在まで様々なライブやセッションに参加。同時にPOPSの分野でも、キーボードプレイヤーとして、多くのライブ、レコーディングに参加している。 2009年にオリジナル曲を中心に活動するというコンセプトで、Proteanを結成。都内を中心にライブ活動を開始。 2013年9月、2014年6月に自身のトリオで上海公演を成功させ、活動の場を海外まで広げている。 2015年リーダーアルバム”MEMORIES”をリリース。久留米ふるさと大使就任。【主な共演経験のあるアーティスト、ミュージシャン】GAKU-MC、桜井和寿(Mr.Children)、C&K、つんく、岡本真夜、mihimalGT、SOFFet、宮崎隆睦(元T-SQUARE)、山口真文、安ヵ川大樹、岡崎好朗、大坂昌彦、井上陽介、多田誠司、小松伸之、楠井五月 etc
伊東 佑季(ベース)
北海道旭川出身。4歳よりクラシックピアノ、中学の時にコントラバスを始める。中学2年の時に、Jazz Month in Asahikawaジュニアジャズオーケストラ(以下JMIA)に参加した事をきっかけにジャズを始める。洗足学園音楽大学ジャズ科に入学。2004年1月、JMIAメンバーとしてニューヨークで行われたIAJE Conferenceに参加。また、同メンバーとしてChick Corea, Ed Thigpen、他日本を代表するミュージシャンと共演を果たす。2005年、Berklee College of MusicのWorld Scholarship Auditionにおいて、Lawrence and Alma Berk Scholarship (全額奨学金) を受賞し、同年9月渡米。在学中にCharles Mingas Awardを受賞。卒業後は、NYに拠点を移し、積極的にライブ活動などを行う。現在は、ジャズベーシストとしての活動や、作編曲家としても活動。都内専門学校にて音楽理論やベースの指導も行っている。ベースを佐々木義生、坂井紅介、水谷浩章、Bruce Gertzに師事。音楽理論、作編曲法を香取良彦、Scott Free、Ken Pullig、Greg Hopkins、Jim McNeely、アンサンブル法をHal Crook、Dave Santoro、Joannne Brackeenに師事。
加納 奈実(アルトサックス)
4歳よりクラシックピアノを始め、その後9歳よりジャズアルトサックスを学ぶ。2002年、2003年、2005年にYAMAHA管楽器カラオケフェスタ全国大会に出場、2005年には最優秀グランプリとオーディエンス賞を受賞。名古屋音楽大学ジャズ・ポピュラーコースに特待生入学、同時にライヴハウスでの演奏もスタートさせる。首席で卒業する。2008年、2010年にはJay Thomas(tp)氏の薦めにより渡米。Centrum Jazz Workshopに参加。Paquito D’rivera(as・cla)、Gary Smulyan(bs)、Buch Miles(ds)等と共演、好評を博す。2014年8月ブルーノート東京で開催された”Blue Note Record’s 75th Anniversary year”のライヴに出演。現在、自身のグループを中心に全国的に演奏活動を展開。
利光 玲奈(ドラム)
埼玉県出身。埼玉県立大宮光陵高校音楽科から洗足学園音楽大学ジャズコース卒。打楽器専攻としてクラシックの音楽教育を受ける。これまでに、スネアドラム、マリンバを村本寛太郎氏、鷹羽香緒里氏に、ジャズドラムスを高橋徹氏に師事。現在は大坂昌彦氏、原大力氏に師事。これまでに、椎名豊氏、伊藤君子氏、山田拓児氏等と共演。
《演奏予定曲目》
モーニン、キャラバン、セントルイスブルース、ボディー&ソウル、ワンバイワン、他
[INFORMATION]
しんゆりジャズスクエアvol.31「THE JAZZ MESSENGERS」
開催日時:2017年11月24日(金)19:00開演(開場18:30)
会場:川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(小田急線・新百合ヶ丘駅北口徒歩3分)
一般チケット:3,500円(全席自由・税込)
★一般チケットの他にもお得なチケットをご用意! ※電話予約・窓口販売のみ
2枚セット券:6,000円(全席自由・税込・単価3,000円)
1,000円お得になる、公演ごとに使える2枚セットのチケット
※再発行不可
4枚セット券:10,000円(全席自由・税込・単価2,500円)
4,000円お得になる、公演ごとに使える4枚セットのチケット
※再発行不可
チラシ(PDF)ダウンロード
主催:川崎市アートセンター
共催:(株)エリアブレイン、(株)プレルーディオ
後援:NPO法人 しんゆり・芸術のまちづくり、「音楽のまち・かわさき」推進協議会
【お申込み・お問合せ】
●電話予約
(株)エリアブレイン(MYTOWN発行元)
TEL:044-954-9990(平日10:00〜18:00)
※上記時間帯以外および土日祝日は留守番電話対応。
※留守番電話の場合、お客様と連絡が取れた時点でご予約が成立となります。
※電話予約の場合、お支払いは下記指定口座へのお振込み、チケットは当日会場でのお渡しとなります。
指定口座:横浜銀行 新百合ヶ丘支店 〈普通〉1025683
口座名義:マイタウンゴールドメンバーズ
●窓口販売
・マイタウンチケットセンター
(新百合ヶ丘駅南口徒歩3分 新百合ケ丘マプレ1F「しんゆり写真工房彩」内、9:00〜21:00、土日祝も営業 ※不定休)
・川崎市アートセンター
(新百合ヶ丘駅北口徒歩3分、9:00〜19:30 ※毎月第2月曜休館)
・(株)プレルーディオ
(新百合ヶ丘駅北口徒歩1分 昭和音楽大学北校舎内、10:00〜17:00 ※土・日・祝日除く)
●WEB予約
川崎市アートセンター
URL:http://kawasaki-ac.jp/
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