「おいしい」のお顔を見せてくれた男の子。いつも同館に集まる仲良しメンバーで参加して、この後も同館で遊んで帰るとのこと
 
子どもから大人まで、地域の人々が笑顔で交わる場に
 
8月29日、麻生こども文化センターにて「第2回あさお食堂」が実施されました。あさお食堂は、幼児からシニアまで幅広い世代の地域住民を対象に、同館が今年度からスタートさせた取り組み。前回は夕食時にスタッフ手作りのポトフと参加者が握ったおにぎりが、初のランチタイム開催となった今回はカレーが用意されました。
 
参加は事前予約制で、11:30〜13:00の開催時間中であれば好きなタイミングで出入り可能。この日は平日とあって、前半は幼児とその保護者、後半は学校帰りの小学生が多く参加しました。また事前予約制ではありましたが、ふらりと立ち寄った方などの希望に最大限に応えられるようにと申込者24人以上のカレーが準備され、参加者は弁当箱のご飯によそった熱々のカレーを笑顔でほおばり、共に食事を楽しみました。おかわりをする姿も多く見られ、最後はしっかりとデザートまで満喫!「おうちのカレーと同じくらいおいしい!」「みんなで一緒に食べるから、さらにおいしく感じるね」と友人同士での会話も弾んでいました。
 
同センターの川上館長は、「同館は子どもから大人まで利用できるので、地域の人々の交流の場になればと願っています。子どもたちが地域の一員として育っていけるよう、皆さんの参加を期待しています」と地域のつながりの大切さを改めて強調。あさお食堂の他、「キッチンasao」や「クラフトasao」など、今後もさまざまな経験ができる多彩なイベントを企画しているとのことで、「センターだよりをみて、どんなことをしているのか、ぜひ地域の皆さんに知ってほしいです」と話していました。
 
毎月発行されている「麻生こども文化センターだより」を見てみると、確かに両面いっぱいにたくさんのイベントやお知らせが掲載されています。同館で配布されているので、ぜひチェックしてみてください。そして幅広い年齢層が利用できる「麻生こども文化センター」へ、ぜひ一度足を運んでみてください。今後のイベントについては下記のリンクからも確認できます。
 
おいしすぎて、おかわりに並ぶ子どもたち。この後デザートまで完食!
 
食後は「駄菓子販売」のイベントが設けられ、カレーでお腹いっぱいのこどもたちも楽しくお菓子を選んでいました
 
カレー材料のじゃがいもは3月にみんなで近隣のシェア畑に種芋から植え、収穫したものを使用。同畑では今秋にさつまいも掘りを計画しているそう
 
 
[INFORMATION]
麻生こども文化センター
川崎市麻生区麻生区上麻生4-32-2(小田急線・新百合ヶ丘駅より徒歩約20分)
TEL:044-954-4888 
URL:http://www3.kawasaki-shiminkatsudo.or.jp/seishonen/shisetsu/7/32/