(一財)川崎新都心街づくり財団(中島眞一理事長)は2020年秋より2年をかけて、麻生区を対象とした郊外地域社会の実態と課題を明らかにするための研究調査事業を実施してきました。麻生区が抱えるテーマを(1)市街化、(2)緑の環境、(3)芸術文化活動、(4)消費行動と商業、(5)子育て、(6)高齢者、(7)ポストコロナの7つに絞り、区内やその周辺の大学に調査を委託。このほど、その研究報告書が完成し、11月25日には三瓶清美麻生区長への贈呈式が行われました。
研究報告書を手にした三瓶区長は、「項目を見ただけでも、まちづくりに役立つ貴重な研究報告書であることが分かる。数値データも含め、こんなにしっかりまとめられているものは初めて。麻生区を選ばれるまちにして、若い世代を中心とした転入者を増やしていかなければ。研究成果を大いに活用していきたい」と話しました。
この研究成果は、同財団の下記WEBサイトに「郊外社会研究」として要約版が掲載されています。同財団は今後、書籍出版やその発表を通じて、研究成果を広く社会全体および地域の児童に向け発信し、まちづくり・人づくりに役立てていきたいとしています。
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