小野さんと河原さん
「まごころキッチン」プロジェクト事務局の小野さん(左)と河原さん(右)
台風や大雪、地震などの災害時、食事や飲み物などを「できる範囲で」提供する「まごころキッチン」プロジェクト。「実際の災害時に飲食店としてできることは何か、そのためにどんな備えが必要か、いつも考えていました」と語るのは、プロジェクトを立ち上げた小野さくらさんと河原義文さん。日頃から店先に「緊急災害時 飲食提供店」と書いたステッカーを貼り、地域に向けて、災害時の飲食提供の意思を伝えることを思いついたそうです。
災害時に避難所が開設され、そこで何かを口にできるまではある程度の時間がかかります。子どもやお年寄りなど、避難所までたどり着くのが難しい人もいるかもしれません。孤独や空腹で不安は増すばかり。そんなときに駆けこめる場所があり、そこで一杯のお茶でも飲めれば、少しは安心できるのではないか…そんな思いから始めたプロジェクトです。「参加にあたり、飲食店が特別に備蓄などをする必要はありません。そのときできる範囲のものを提供する、それが『まごころ』だから」と小野さんは語ってくださいました。
今後はプロジェクトに共感してくれる参加登録店舗を募り、いざというときに協力し合うためのネットワークを広げると同時に、地域住民への周知も進めていくそうです。
 
 
【お問合せ】
「まごころキッチン」プロジェクト事務局
MAIL:info.magokoro.kitchen@gmail.com
Facebook:https://www.facebook.com/magokoro.kitchen/
★プロジェクト参加登録店舗募集中。詳細は問い合わせを。

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