麻生区役所の屋上に並ぶ太陽光発電パネルイメージ
麻生区役所の屋上に並ぶ太陽光発電パネル。30枚のパネルで5kWの発電能力があり、発電した電力はパワーコンディショナーで商用電力と同じ質の電圧、周波数の交流電力に変換されます
 
麻生区役所の屋上に太陽光発電設備が設置されたのは2003年2月。当時はまだ今ほど地球温暖化の影響が顕著に現れていませんでしたが、区制20周年記念事業の一環として、地球温暖化問題にできることから取り組みたいという市民の思いと行政の熱意によって設置が実現しました。
 
そして今回、設置20周年記念イベントが2023年2月5日(日)に開催されます。環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏による講演と、麻生区で活動する市民団体や川崎市環境局脱炭素戦略推進室の担当者によるパネルディスカッションを通じ、人類の未来がかかっているとされる2030年に向け、今何ができるのかを考えます。
 
主催する「麻生区クールアース推進委員会(旧・麻生区自然エネルギー活用促進事業実行委員会)」は同設備設置を機に発足。以来20年間、「区民の願いで実現した自然エネルギー施設は宝もの」と考え活動してきました。講演会や学習会、小学校への環境出前授業、バス見学会などを実施し、区役所と協働して自然エネルギー活用の普及啓発に力を入れます。本イベントも、地域の人々が気候危機を自分ごとと据え、真に豊かな暮らしを次世代につなげていく契機になればとしています。
 
 
[INFORMATION]
麻生区役所太陽光発電設備設置20周年記念イベント「気候危機の中2030年に向けてできること」
開催日時:2023年2月5日(日) 13:30~16:00(開場13:00)
会場:麻生区役所4F 第1・2会議室、オンライン(Zoom)
定員:会場70人、オンライン50人(いずれも先着順)
申込み:こちらのWEBサイトより ※2月2日(木)17:00締切
 
 
【お問合せ】
麻生区クールアース推進委員会 事務局
TEL:044-299-6460
MAIL:emi814@sound.ocn.ne.jp