kirara@アートしんゆり2019実行委員会 実行委員長
小島 龍彦さん（麻生区在住）
新百合ヶ丘の冬の風物詩となったイルミネーション「kirara@アートしんゆり」。13回目を迎えた今シーズンも来年の2020年2月14日(金)まで、色とりどりの光が新百合ヶ丘駅周辺を照らす。2017年からこのイベントの実行委員長を務めるのが小島龍彦さん。「点灯する日を楽しみに待っていてくれる人が増え、地域に定着してきたのをうれしく思っています」と手応えを話す。同駅南口のペデストリアンデッキ中央には、水の流れをモチーフにしたメインツリー、街なかに誕生した森をイメージした「kirara@の泉」、青く輝くトンネルなどを設置。さらに同駅北口から続く新百合山手中央通りの並木道もライトアップされ、きらびやかな光が街をドラマチックに演出している。「泉のそばにはウサギ、リス、フラミンゴなどの動物もいて、温かな雰囲気になっています。ぜひ家族で楽しんでもらいたいです」
小島さんが父親の実家があった麻生区に住むようになって50年、新百合ヶ丘駅の近くにソフトウエア開発会社を開業してから間もなく20年となる。新百合ヶ丘商店会会長の顔も併せ持ち、現在97の商店・企業が会員となっている商店会を束ね、「しんゆりハロウィンパレード」を主催する他、商業活動の一体化によるまちのにぎわいづくりを目的につくられた「しんゆり交流空間リリオス」の活動にも協力している。「新百合ヶ丘には地域を思い、より良いまちにしていこうと力を尽くしている人たちがたくさんいます。商店会もさらに多くのお店に会員になってもらい、一緒に地域を盛り上げていきたいです」と参加を呼び掛ける。
商店会が現在、準備を進めているのがフリーマーケット。春と秋の年2回開催の予定だ。また、会員がそれぞれの得意分野を持ち寄って、地域の特産品開発にも取り組んでみたいと次々にアイデアが浮かぶ。「山の中にあった新百合ヶ丘はこの50年で、見違えるほど発展しました。これからは人と人とがさらにつながり、良い状態のまま持続・成熟させていくことが必要。私自身も楽しみながら、人の輪を広げていきたいです」
きらめく光が新百合ヶ丘駅周辺をつつみこんでいます。
約800人が参加し、思い思いの衣装に身を包んで街をパレードしました
★kirara@アートしんゆり2019
開催期間：2019年11月16日(土)〜2020年2月14日(金)
点灯時間：17:00〜24:00
主催：kirara@アートしんゆり実行委員会
共催：川崎市麻生区、新百合ヶ丘エリアマネジメントコンソーシアム
※この催しは新百合ヶ丘エリアマネジメントコンソーシアム他の協賛金で運営されています。
【お問合せ】
kirara@アートしんゆり実行委員会事務局（新百合ヶ丘エリアマネジメントコンソーシアム事務局内）
TEL：044-954-3302
URL：https://inspire-hub-shinyuri.com/kirara/
