暮らしのコラムタイトル
 
子ねこのにおが木に腰掛けて歌を歌っていると、大きな箱を郵便屋さんが運んで来ます。開けると飛び出した真っ赤な風船には「あそびにきてね、たまこ。」というカードが付いていました。「てがみ、てがみ、たまこちゃんから てがみだ」。風船は丘を駆け下りたにおの手から抜けて、手紙は次々に他の友達のところへ…。『おてがみ』は、手紙をもらったときの子猫たちの心躍る様子がかわいらしく描かれ、何回読んでも楽しい本です。
 
ほんの森によく来るMちゃんは、字が読めるようになって自分で絵本を読んだり字を書くことに夢中です。先日「いつもありがとう」というかわいいお手紙をもらい、とても幸せな気持ちになりました。「私だっていっぱい我慢しているんだよ!」と泣いていたCちゃんは、母の日に「おしごとしているままがすき」と書きました。昔、幼い娘から「かあさん、わたしが かあさんすきってしってるの」という手紙をもらったとき、胸がきゅんとしたことを思い出します。小さな子どもの「おてがみ」はきらきらしていますね。私たちも子どもたちのように、ひとこと書いてみませんか。
かえるくんとがまくんの、おてがみ(『ふたりはともだち』)もまた読みたくなりました。友情溢れる、とてもすてきなお話です。
 
絵本表紙
こどものとも 年中向き 1991年5月号
『おてがみ』
文:中川 李枝子 (なかがわ りえこ)
絵:中川 宗弥 (なかがわ そうや)
出版社:福音館書店
 
『ふたりはともだち』
作:アーノルド・ローベル
訳:三木 卓 (みき たく)
出版社:文化出版局
ISBN:9784579402472
 
 
米倉さん
米倉 由布子(よねくら ゆうこ)
 
白山子ども図書館 ほんの森
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