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【麻生の人 vol.71】演劇を通し、いろいろな個性を受け入れる心を〜 成澤 布美子さん


 成澤 布美子さん
「あらら企画」代表
「心に星を」市民プロジェクト副代表
日本児童青少年演劇協会協会員
成澤 布美子さん(麻生区在住)

 

いろいろな個性を受け入れられる力「優しさの種」を、演劇を通し子どもたちの心に撒き育てていきたいと立ち上げられた市民プロジェクト「心に星を」(あらら企画主催)。その思いを脚本に込めた舞台「大切な星を心にひとつ」が、柿の実幼稚園での試演公演などを経て、新百合21ホールにて10月21日(土)に上演される。

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母親の口癖は「人の良いところを見なさい。どんな人でも良いところは必ずある」。柿の実幼稚園の保護者時代、人形劇サークルに入ったことから、卒園後も劇団「あらら」を作り高齢者施設などを回っていた成澤さん。その後、ふじたあさや氏率いる市民劇団「劇団わが町」に演出助手として入団。3年で退団したが、勉強したものをきちんと地域に返すことで、恩師の「地域に演劇を根ざしたい」という思いを継ぎたいと感じた。
「相手の身になり、想像するのが演劇。例えば障がいのある人にどう接すればいいのか。知ること、経験することから学ぶものは大きい。演劇を通し、観る人も演じる側もいろいろな個性を受け入れられる力を持ってほしい」
「川崎授産学園」で利用者と共に働き、また小学校特別支援級の取材などを重ねながら脚本作りに取り組んだ。その後、劇団仲間・子育て友達・地域でさまざまな活動をしている人などが集い、昨年1月に市民プロジェクト「心に星を」を立ち上げた。一緒に人形劇を作ってきた小中学生や中学の演劇部員、市民劇団員などで演劇チームも結成し、昨年7月には、柿の実幼稚園のホールで「大切な星を心にひとつ」を上演。
この秋の新百合21ホールでの一般公演を前に、「より多くの人に活動を知り、応援してもらいたい」と、8月20日(日)10:00〜17:00、麻生市民交流館やまゆりにて、親子が1日楽しめる企画が盛りだくさんのイベント「『心に星を』市民プロジェクト祭り」を開催。
「子どもの頃、屋根に上がり星空を観るのが好きだった。人も一人ひとり違う輝き、個性を持っている。その一人ひとりが前向きに生きられる場所を見つけてほしい。21ホールでの舞台は、ぜひ親子で観て話し合ってもらえたら。『優しさの種』が育ち、やがて花を咲かせ、全国に広がってくれれば」

 

柿の実幼稚園の稽古場にて
「演劇の力を借り、人を差別・排除する気持ちを持つことのない、『優しさの種』を撒きたい」。(写真は柿の実幼稚園の稽古場にて、恩師・ふじたあさや氏と) 

 

稽古の様子
脚本、演出、時々役者も。「『劇団わが町』で教わったことを生かし、しっかり地域に還元していきたい」。(写真は柿の実幼稚園での稽古の様子)

 
 

【問合せ】
MAIL/taigaf1114@gmail.com
URL/http://www.kokoro.asao-kawasaki.com/

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