PVの撮影をする学生の様子
昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワにてPVに使用する動画の撮影をするアートマネジメントコースの学生。楽曲やPVには、「このような状況下でも、多くの人に笑顔になってほしい、元気になってほしい」という思いが込められている。
 
今年5月に自主企画公演「かのんぷ♪と歌おう@しんゆり」を予定していた昭和音楽大学アートマネジメントコースの学生たち。残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響を受け公演は中止になりましたが、同公演のために進めていた「新百合ヶ丘の街へ歌を!!」プロジェクトの計画を立て直し、同プロジェクトで募集した「新百合ヶ丘へのラブレター」を元に、オリジナルの楽曲とプロモーションビデオ(PV)を制作しました。
 
制作にあたってはオンライン会議を重ね、自分たちで考えたハンドダンスの振り付けを動画にして出演者に送ったり、撮影も個別で行ったりと、アイデアを出し合い取り組んできました。オンライン会議は学生たちにとっても初めての体験で、慣れるまでは時間が掛かったそうです。

「どのようなPVを作るか、それぞれが膨らませたイメージをオンライン会議で伝え合うことが大変でした。また、実際に撮影しようとすると、コロナ禍によってさまざまな制限があることに気づき、思い描いていた通りに作業が進められないことに困惑しました」と話す学生。そうした中で、多くの人にいかに安全に協力してもらえるかということを考えて撮影を進めたというPVには、同プロジェクトを後押しした人々がさまざまな形で出演しています。そこには、「このような状況だからこそ、自分たち(学生たち)だけでなく多くの人の協力があって完成したことを伝えたい」という学生たちの気持ちが含まれています。

もともと、新しい新百合ヶ丘の楽曲を作ることで、新百合ヶ丘という街の素晴らしさや暖かさを感じてもらい、より一層街を好きになってもらいたいという意図があった「新百合ヶ丘の街へ歌を!!」プロジェクト。そして今、学生たちは「楽曲を一つの形にして届けることが、聞いてくれる人の明日を頑張る後押しになれば」と言います。

「しんゆり愛」に溢れ、温かく優しい作品に仕上がった新しい新百合のテーマソングは8月31日(月)に公開される予定です。最新情報は下記WEBサイトへ。
 
 
[INFORMATION]
昭和音楽大学音楽芸術運営学科 アートマネジメントコース
URL:http://artsmanagement.tosei-showa-music.ac.jp/