ありがた山よりスタジアム方面を望むイメージ
ありがた山よりスタジアム方面を望む(2025年1月8日撮影)
 
2006年から始まった稲城南山東部土地区画整理事業は、険しい斜面地の改良や、新たなまちづくりの軸となる幹線道路の整備を目的としています。小田急線・読売ランド前駅へと続く「読売ランド線」はすでに開通して現在整備が進んでいて、京王相模原線・稲城駅から延びる「稲城南多摩線」は2025年2月中に開通予定。これにより稲城市・川崎市間の移動時間がぐんと短縮されます。
 
スタジアムの全景イメージ
スタジアムの全景(2024年11月25日撮影)
 
 
楽しみ方いろいろ「ジャイアンツタウンスタジアム」
同区画整理事業が行われている地域でも注目度が高いのが、スポーツとエンターテインメントが融合したまちづくりを目指す「TOKYO GIANTS TOWN」。そのランドマークとなる「ジャイアンツタウンスタジアム」が3月1日(土)に開業することが決定。かつての多摩川グラウンドのように選手とファンの距離が近く、地域に愛される球場を目指します。スタジアムではイースタン・リーグ公式戦が開催される他、ジャイアンツ女子チームや U-15ジュニアユースの育成・活躍の場としての活用、アマチュア選手の野球大会、コンサートや夏祭り、マルシェなども予定されていて、公式戦のみならず、さまざまな楽しみ方を提供するマルチスタジアムとなります。
 
マルシェなどイメージ
マルシェや祭りなど、幅広い活用が想定されている(イメージ) 提供:読売巨人軍
 
3月1日(土)・2日(日)は開業を記念して、13:00より東京ヤクルトスワローズとの記念試合を開催。翌週8日(土)・9日(日)13:00からは伝統の一戦として阪神タイガースとの試合も予定されています。また、3月20日(祝)~30日(日)には(株)SCRAPとの共同企画で、リアル脱出ゲーム「伝説の秘宝眠る巨大遺跡からの脱出」を実施するなど、イベントを多数用意しています。
 
さらに、2027年にはスタジアムに隣接する水族館もオープン予定。国内初の水族館一体型球場となります。
 
 
魅力あふれる地域への発展に期待
TOKYO GIANTS TOWN が誕生すれば、近隣にあるよみうりランド遊園地や植物園、ゴルフ場、温浴施設などのレジャー施設と一体となり、日本屈指のレジャー地域となります。2月中の道路接続により稲城市と川崎市北部の交流はさらに盛んになると予想され、楽しみを求めて人々が行き交う、魅力あふれる地域への発展が期待されます。
 
南山東部エリアMAPイメージ
 
 
[INFORMATION]
TOKYO GIANTS TOWN 公式サイト
URL:https://www.tokyo-giants-town.com/