第56回車座集会の様子
中学生が中学生なりの視点でまとめた発表内容や意見には、大人の参加者から拍手が起こりました。福田市長も、素晴らしい気付きと可能性を示してくれたと感謝の意を述べました
 
2023年3月5日に麻生区役所ロビーで開かれた「第56回車座集会」には、福田紀彦川崎市長、三瓶清美麻生区長、新百合ヶ丘駅周辺町会、公園関係団体、市民活動団体、企業に加え、麻生中学校より3年生3人が参加。今回は、麻生中学校の生徒が提案する公園の利活用を、どうしたら実現できるかという観点から議論が進められました。
 
中学生は新百合ヶ丘駅近くの3つの公園について特徴や課題を調査し、それぞれの公園に合った利活用を提案しましたが、その内容には「ごみを減らしたい」「多世代で利用し交流したい」という、共通の視点がありました。それに対し、参加した団体・企業が普段行っている活動や取り組みの紹介、提案などを行い、意見を交換。「誰かが一方的に清掃や管理を行うやり方は、持続可能ではない。利用する人と管理する人の意識を合わせていき、一緒に課題解決に取り組むことが大切」「利用する人がただ労働力として関わるのではなく、一緒に楽しいことをするために管理にも関わっていくという姿が望ましいです。そんな要素を取り入れた、企画から話し合える会議体ができると、若者も参加しやすいのでは」というまとめに至りました。この集会の様子は下記YouTubeで閲覧できます。
 
 
[INFORMATION]
第56回車座集会「新百合ヶ丘駅周辺の公園等を有効活用した協働のまちづくり」
3月5日ライブ配信済動画:https://www.youtube.com/watch?v=abskkt9pdWU
※車座集会の開催案内や過去の開催状況は、こちらの川崎市WEBサイト 市長の部屋 車座集会ページに掲載有