稽古の様子
1月20日に行われた稽古の様子
新しいスタイルでみすゞの足跡をたどる市民劇
童謡詩人・金子みすゞの詩は、没後約90年経った今でも色あせることなく、多くの人々に愛され読まれ続けています。みすゞの代表作の一つ『私と小鳥と鈴と』に登場するフレーズ「みんなちがって、みんないい」は今、実現しているのでしょうか?格差が広がるこの時代にもう一度、みすゞの作品に光をあてる意味がある…そんな思いから、劇作家のふじたあさやさんが、22年前に初めて上演したこの作品を新しい形にして、この度、市民劇団「劇団わが町」で上演します。今回の作品では、41人のメンバーが、みすゞの足跡をたずねるドキュメントの形で舞台を展開。彼女の詩の数々が美しいメロディとともに紹介され、彼女を知る人々の証言から、彼女の在りし日の姿が浮かび上がります。「ドキュメント、ドラマ、朗読、そして、歌。さまざまな表現が織りなす新しいスタイルのお芝居を楽しみに来てください」とふじたさんは話してくれました。
 
稽古の様子
(左)脚本・演出:ふじたあさや、(右)音楽:吉岡しげ美
 
[INFORMATION]
しんゆりシアター 劇団わが町 第8回公演『みすゞ凛々』
矢崎節夫著「童謡詩人 金子みすゞの生涯」による

開催日時:2019年2月9日(土)14:00〜・18:00〜、10日(日)13:00〜・17:00〜、11日(月・祝)13:00〜(開場は開演の30分前) 
会場:川崎市アートセンター アルテリオ小劇場 (新百合ヶ丘駅北口徒歩3分)
料金:一般2,500円、学生(小・中学生)1,000円(税込)
※全席指定 ※未就学児入場不可
 
 
【チケット販売・問合せ】
川崎市アートセンター
川崎市麻生区万福寺6-7-1
TEL:044-955-0107(9:00~19:30 ※毎月第2月曜のぞく)
URL:http://kawasaki-ac.jp/