編集部スタッフこぼれ話 STAFF'S EPISODE

『アンネの日記』公開稽古


劇団民藝が、7月21日(木)~31日(日)の間、川崎市アートセンターで行う公演『アンネの日記』の公開稽古が、4月24日に同劇場で行われたので、もちろん観に行ってきました。

「公開稽古」っていう言葉の響き自体珍しいですよね。川崎市アートセンターでは、平田満さん率いる「アル★カンパニー」が昨年を含めて2回、無料で読み合わせを公開していて、今回の劇団民藝にも話を持ちかけたそうです。もちろん、劇団民藝としては劇団の60年の歴史上『初』だったので、どっきどきだったようです。稽古なのに、約1時間で収めるという時間制限もあって、稽古を仕切った丹野さん(同劇団、『アンネの日記』訳・演出を担当)は、時間をコントロールするのに気を配っていました。

で、肝心の公開稽古ですが、いやはや役者さんってすごいんです。そう、迫力満点!イスに座って台本片手にセリフを読んでいるだけなんですよ。さすがプロ。イスに座ったままでオーラ出まくり、圧倒的な存在感についつい引き込まれてしまいました。

4月10日に行われた、最終オーディションでアンネ役を射止めた、新人の八木橋里紗さんは、ペーター役の本廣真吾さん(座内オーディションで選出された新人)、アンネのお姉さん広田礼美さん(八木橋さんと同じアンネ役の最終オーディションから選出)と並んで席につき、初々しく役柄をこなしながらも姿勢は堂々としていて気合い十分でした。『アンネの日記』は、劇団民藝で総ステージ数1682回という、長い人気を誇る公演。現在の、丹野郁弓さんの訳・演出は、2001年から行われているそうです。公開稽古を観た後、久しぶりに『アンネの日記』を読みたくなって、文庫本を買いにいってきました。昔、読んだ時のイメージよりも2倍くらい分厚くなっていて、内容充実。しかし、価格が800円台と高い!(最近の文庫って高いですよね)早速、昨晩から読み始めました。(N)