編集部スタッフこぼれ話 STAFF'S EPISODE

今日も元気!金時山に登ったぞぉ


以前からずっと登ってみたかった金時山!近場の山なのに、まだ1度も登ったことが無い。ちょっと忙しかった仕事が一段落してノビノビ気分のタイミングで念願の金時山に初山行!
 
金時山は箱根山の北西部に位置し、神奈川県と静岡県にまたがっている標高1213mの山で、一帯は富士箱根伊豆国立公園に指定されている。山頂付近は植生の少ない風衝地となっていて、周囲の山よりひときわ高く遮るものが少ないため、山頂からの眺望が良く壮大な景色が味わえるらしい。
 
朝7時に新百合ヶ丘を出発し、町田からロマンスカーに乗車。箱根湯本まで行き、そこからは箱根登山バスで仙石原まで。
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車で行くのと比べて周りの景色もゆっくり見られるし、乗り替えたり発車時間を気にしたりはあるけれど、公共交通機関はゆったり楽しめる。5分ほど歩いて金時山登山口に到着。
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矢倉沢峠を経由するルートを選択。
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割と傾斜が緩い。ゆっくりと40分ほどで、矢倉沢峠に到着。周辺は背丈の倍以上の笹薮が広がる。峠には「うぐいす茶屋」の看板が掲げられた小屋があり、露天風呂もあったようだが、現在は廃業中。ここからいっきに金時山山頂を目指す。山頂付近は傾斜が非常に強く、遠くから見るとひときわ高い峰が天を突いているように見える。この姿が、顔から急に突き出たイノシシの鼻のように見えるため、かつては猪鼻嶽(いのはなだけ)や猪鼻ヶ嶽(いのはながたけ)と呼ばれていたと案内板にあった。
 
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確かに難易度は低いが、山頂付近にはロープやクサリ場があり、大きな岩場も多くなっていた。大きなひと足にはつい「よいしょ」と、自分に掛け声をかけてしまう。
 
1時間弱、山頂に着くとそれぞれの登山ルートからの登頂者達がひと仕事終えた表情で食事をとったり、周りの山々を歓喜の声をあげながら眺めている。さすがに季節が良いだけあって、人が多い。そういう私達も15人もの仲間たちと来ているのだが・・。
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360度のパノラマ展望!西側から南東側にかけて、富士山、愛鷹山、駿河湾、金時山より箱根峠方面へ伸びる古期外輪山、箱根山最高峰である中央火口丘の神山と中腹に広がる大涌谷の噴煙地などが望見でき、さらにカルデラ内には芦ノ湖や仙石原を望むことができる。天気も良くて、まさに絶景!
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山頂には金時茶屋(金時娘の茶屋)と金太郎茶屋の2軒の山小屋がある。金時茶屋は1947年、小見山妙子さんが14歳の時から切り盛りしていて、金時娘の茶屋の愛称で親しまれている。
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娘と言っても、もう80歳なのだが・・。小見山妙子さんの父にあたる故・小見山正さんというのは、新田次郎の著書「強力伝」の主人公である小宮正作のモデルとなった人物だという。そんな話を聞いていながらも、トレイルランニングの練習に頻繁に金時山にきているという知り合いが、必ず立ち寄るのだと聞いていた金太郎茶屋で甘酒を注文。こんなに活気があり、また親しみやすい山小屋も珍しい位、感じが良い。茶屋には登頂何十回、何百回、何千回という札と名前の木札がかかっていた。間違いなく素晴らしい山だけれど、何千回って・・・どんな人達なんだろうか?
 

山頂からは北、南東、南西の3方向に尾根が伸びている。
足柄山地につながる北の尾根、私達が登ってきた南東側は矢倉沢峠、火打石岳、明神ヶ岳、明星ヶ岳(大文字焼で知られる)へ、そして下山ルートにした南西側の尾根は長尾山、乙女峠、丸岳、三国山とつながる。
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登りよりも下りは膝に来るというけれど、下りはやっぱり楽。でも滑るし、足場がしっかりしている所ばかりでないから結構怖い。ハラハラしながら長尾山山頂を経由して乙女峠まで下り、乙女口登山道入り口まで到着。久々の平地はなんて気楽。箱根登山バスと登山電車を乗り継ぎ、箱根湯本で、日帰り温泉につかってゆったりほっこり。
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手軽な距離で、程良く登った感がもてるとてもとても気持ちのいい山で、自然大好きな私には最高のビューポイントも盛りだくさん!幸せな一日でした。また行こうっと! (ささ)