前回に続き、旧東海道大磯宿のお話である。旧道の松並木には、大磯宿の説明とともに歌川広重作「東海道五拾三次 大磯宿」の絵が掲げられているが、雨がそぼ降る大磯宿を往く旅人たちの絵には「虎ヶ雨」と書かれている。「 […]
SERIES
風のタイムトリップ《第103回》
PEOPLE in ASAO《vol.93》
桜井 万祐子さん
「『カルメン』を通してオペラを身近な芸術に」
メッゾ・ソプラノ歌手(藤原歌劇団団員) 桜井 万祐子さん 今年、12回目を迎える「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)」。オープニング公演では、藤原歌劇団がフランスオペラの傑作『カルメ […]
温故知新の水際対策
新型コロナウイルスの感染が拡大しています。感染源の特定が困難な状況です。ちょっと出かける気分になれない不便さと不安を抱えています。私は会社まで徒歩ですが、社員は電車通勤のため不特定多数との接触があります。ま […]
地元企業を知る《FILE 001》
株式会社グリーニアン
「人と植物が共存する豊かなライフスタイルづくり」
建物の壁を植物で覆うことで、まちなかに緑を増やす「壁面緑化」。株式会社グリーニアン(麻生区岡上)は設立から4年足らずの間に、300を超える壁面緑化事業計画に携わり、売り上げを20倍に伸ばすなど急成長を遂げて […]
虫めがねと心の望遠鏡を持って
庭の水仙を取りに出たら、なんとカエルに出会いました。友達は「散歩でツクシを見つけた!」とのこと。ウイルス騒ぎで右往左往する人間をよそに、春は確かな足取りでやって来ていますね。そんな今、子どもたちと一緒に楽し […]
風のタイムトリップ《第102回》
神奈川県の東海道シリーズ(1) 旧東海道大磯宿に残る松並木を歩く
今月から何回かにわたり、神奈川県内の旧東海道のお話をしたい。麻生区を通る鎌倉古道や津久井道、近隣の中原街道や大山街道、甲州街道などについては何度か断片的に紹介してきたが、土地の歴史というのは周囲の道の発達と […]
風のタイムトリップ《第101回》
小沢城址の城山に佇む 第二次世界大戦の探照灯基地跡
京王線・京王よみうりランド駅から「よみうりV通り」の坂を登り、ジャイアンツの室内練習場の手前の小道を入ると、鎌倉幕府の御家人・稲毛氏が築城した小沢城址や江戸時代の富士山信仰のシンボルである「富士塚」などが残 […]
風のタイムトリップ《第100回》
五力田と稲城市平尾との境目の丘上に ひっそりと佇む
長信坊の入定塚
小田急多摩線・五月台駅北口から北西に坂を上ること10分あまり。麻生区五力田と稲城市平尾との境目の丘陵の上に「入定塚(にゅうじょうづか)」と呼ばれる塚がある。入定とは聖者が死去することや禅定に入ることを言い、 […]
湖東地方
琵琶湖東岸への旅に出かけました。大老・井伊直弼の居城「彦根城」と「埋木舎」を見学後、湖を右手に京都へ向かうと近江八幡の町が現れます。天秤棒を担ぎ「売り手よし、買い手よし、世間よし」で有名な近江商人の住居と街 […]
セレスティーヌとアーネストのように
ネズミが出てくる楽しいおはなしの中で私が大好きなのは、「くまのアーネストおじさんシリーズ」(『かえってきた おにんぎょう』他)です。かわいいネズミの女の子セレスティーヌとくまのアーネスト。2人のささやかな暮 […]