タイトル
 
外出自粛要請に沿うべく、弊社もテレワーク(在宅勤務)を始めました。しかし、現場を持つ社員や資料の関係で出社を余儀なくされる者もいます。
先日、テレワークの様子をweb会議で聞いてみました。仕事環境として二つの問題が見えました。まずは、PC、アドレスなどインフラ問題です。「働き方改革」と叫んでいたのですが、こんな仕事風景は想定外だったため準備不足でした。もう一つが、「空間」、「間」として仕事をする「場・テリトリー」の存在です。空き部屋があれば良いのですが、床面積の関係上、リビング、子ども部屋の間借りやダイニングテーブルでの仕事風景が見えてきました。
明治時代の裕福な家庭のプランを見ると、欧風に、主人に並んで夫人の書斎が確保されています。また、一般家庭でも使用頻度は低かったようですが、客用の応接間がありました。後に家具調のテレビが置かれ、家族にも開放されます。最近は敷地の狭小化で床面積の小さな家になっていることもあり、個室を必要最小限にして、間仕切りの少ないオープンな家を設計しています。これらの「間」に、一間四方・畳二畳の人ひとりが就寝できる逃げ込み場を確保してはどうでしょう。きっと役立ちます。
さて、テレワークへの小さな提案を。仕事に集中すれば、時にふっと息抜きしたいものです。散歩も良いですが、窓辺に机を置いて、手元をやさしく照らしてくれる光を、正面ではなく横から取り入れるのです。時折、頭を横に向けて首の運動、風に揺れる木々を額縁の透明なガラスを通して楽しんでみてはどうでしょうか。
 
 
鈴木社長
鈴木 亨(すずき とおる)
株式会社鈴木工務店 代表
一級建築士
 
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