コラムタイトル
発達障害は、子どもが成長過程で身に付けるはずだった運動能力や社会性、言語をはじめとした、身の回りにあふれるさまざまな情報の認知能力に関わる機能の獲得がうまくいかなかった状態を言います。発達障害の子どもは、知的な問題を抱えていないことがあり、親の育て方や本人のやる気の問題と捉えられがちです。一生懸命に子育てしようとすればするほど空回り。周りの子どもと同じようには成長してくれず、家では「どうしてみんなと同じようにできないの!」と叱ってばかり。周りからは「あなたの躾がなっていない」と言われて自分自身を追い詰め、気が付いたら子どもに暴言。「これってもしかして虐待?」と思いつつも止められない。こんな悩みを抱えていませんか?
幼稚園や保育園の先生に相談するのも一つの方法ですが、先生の中にもきちんと発達障害について理解をしていない人がまだいますので、注意が必要です。相談しても「問題ないですよ」「しばらく様子を見ましょう」のような助言を受けることもあります。相談先として適しているのは区役所の地域みまもり課または療育センター、病院の小児神経科、小児精神科です。足を運んでみましょう。
人生は連続です。子育ては目先だけを見ていてはいけません。幼児期に障害に合った適切な子育てをしないと、結果としてその蓄積が思春期に不登校や引きこもり、鬱などの情緒的障害のような二次障害として現れます。もうその時には人生を巻き戻すことはできず、幼児期には戻れません。今は辛くても受け入れて、必要とあれば早い段階から福祉の世界とつながっておきましょう。
 
 
小町 千佳子さん
小町 千佳子 (こまち ちかこ)
オネストリィ株式会社 社長室 副室長
児童発達支援 TODAY is New Life 所長
 
オネストリィ株式会社
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