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【学びコラム】受験英語の基礎とは何か (4)


 

慶應義塾大学での正誤問題(He couldn’t face to his boss after making such a fool of himself at the meeting.)の解説です。訳すと「彼は会議でばかなことをしでかして物笑いの種になり、上司に顔向けができなかった」でしょうか。この文では、単に彼が顔をどちらに向けているかではなく、上司と彼の気まずい関係性が問題になっています。つまり自動詞のface to~「~に顔を向ける」単なる動詞ではなく、他動詞のface~「(嫌なこと)を直視する」がふさわしいのです。文法的には自動詞のface toでも良いですが、この文の意味に合わないので不適切です。つまりface to を faceにするのが正解なのです。
このように難関大では、基本を単に知識としてではなく、本当に理解して使っているかを問うてきます。

 

本多正明氏
文 ・ 本多 正明(ほんだ まさあき)
TSK東京進学会
代表、英語担当

 
 

TSK東京進学会
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