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【学びコラム】健康寿命


 

近年「健康寿命」という言葉をよく耳にします。厚労省によれば70歳前後が「日常生活に制限のない『健康な』期間」ということのようです。そこから平均寿命の80歳過ぎまでの10年ほどは通院や介護などの必要な期間ということになります。年齢とともに体の機能は衰えていきますが、そのスピードは人さまざまで、80歳を超えてもかくしゃくとしている人は多く見かけます。体の機能保持のための運動は大切ですが、同様に脳機能の保持も重要です。精神と体は対立項として扱われてきましたが、我々が考える以上に密接な関係を持つことが明らかになってきました。運動量と認知症罹患率に関しての多くの報告例もあります。運動は筋肉や骨に刺激を与えてそれらを強くすることにとどまらず、脳にも影響を与えているということのようです。とりわけ屋外での運動は、視覚・聴覚・嗅覚・触覚を通して脳が刺激されます。また、コミュニケーションをとりながらの運動はさらなる脳への刺激を与え、運動機能も改善するといいます。大学では運動に関わる公開講座も多く開かれています。若者が集うキャンパスでの学びは普段と違う刺激を受けることでしょう。キャンパスで和気あいあいと体を動かしてみてはいかがですか。

 
 

榎本正嗣 継続学習センター長
文 ・ 榎本 正嗣(えのもと まさつぐ)
玉川大学 継続学習センター長

 
 

玉川大学継続学習センター
住所/町田市玉川学園6-1-1
TEL/042-739-8895
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