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【麻生の人 vol.5】スコアにもこだわり続けるプレーヤー 〜永井 里子さん


永井 里子さん

ゴルフ歴40年の現役プレーヤー

永井 里子さん(麻生区百合丘在住)

 

〜 「ゴルフ中心の生活」が若さと健康の秘訣 〜

 

 ゴルフ歴40年を超える永井里子さんは83歳の現役のプレーヤー。12月に開かれる本紙主催のレディース大会にも30回以上出場している。「まだまだ勝ちたい気持ちがあります」と円熟味を増したプレーで会場を沸かせてくれそうだ。

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 「医師に『ゴルフか命かどちらを取るのか』なんて言われたことがあるんです」。
 そう話すほど打ち込んできたゴルフに、永井さんが出合ったのは38歳頃。都心から現在の住まいに引っ越してきたとき、ゴルフ練習場が近くにあったことがきっかけになった。「子どもたちが小学校に行き始めて子育てが一段落したころでした。当時女性プレーヤーは少なかったのですが、夫も兄弟もゴルフ好きだったので私には身近なスポーツでしたね」と振り返る。百合ヶ丘ゴルフクラブへ練習に通ううちに、そこに住み込んでいたレッスンプロの女性たちが毎日、永井さん宅の風呂を借りに来るほど仲良くなった。彼女たちに基本をしっかり習ったことが、80歳を超えてもプレーを続けられる安定した技術につながっているようだ。

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 この40年余り体調が良いときは平均して週に2回、少なくとも週1回はクラブを握ることを欠かさずにきた。現在も教室に通って技術を磨く。家族にも「ゴルフ中心の生活。こんなに好きなことがあってうらやましい」と言われるほどの熱中ぶりだ。しかし、70代でご主人を亡くしたときに体調を崩し、一度はゴルフを辞めようとさえ考えたという。ところが、快気祝いを兼ねて訪れたハワイで久しぶりにコースに出てみると、思わぬ好成績にゴルフ熱が再燃。80歳を超えて心臓病を患ったときはドクターストップがかかったが「またゴルフがしたいと思ったら治っていました」と笑顔をみせる。

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 これまで、クラブの代表に選ばれて西関東のアマチュア大会に出場したことがあるほか、ゴルフ場が主催する月例会や男性も交えたシニア杯などで何度も優勝。ホールインワンの経験もあり、自宅にはカップやトロフィーがずらりと並ぶ。まだ女性だけの大会も少なかった35年以上前に発起人となってレディース大会を立ち上げるなど、女性にゴルフの楽しさを広めようという活動もしてきた。「最近はコースを回っていると、『目標にしています』と声を掛けられることもありますね」と女性ゴルファーたちの憧れの存在だ。そんな「生きがい」のゴルフを続けるためには、体力維持にも余念がない。「毎晩お風呂上りのストレッチには30分以上かけます。ヨガを取り入れたり、できるだけ歩くように心がけたりと、体が硬くならないようによく動かすようにしています」と明かす。「ゴルフ中心の生活」が永井さんの若々しさと健康の秘訣だ。

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 2011年12月22日によみうりゴルフ倶楽部で開かれる「第37回レディースゴルフ大会」は、〝コースデビュー〟した会場ということもあり、思い入れは深いそうだ。「今は遊園地になっている場所が、かつてはコースの一部でした。このコースを回った経験がある人はもう少ないのでは。ここに来ると、ゴルフを始めたころのことを思い出して懐かしいです」と思いを巡らせる。「多摩丘陵に位置する変化に富んだコースですが、芝の手入れもよくて好きなコースです。大会ではもちろん上を目指したいですね」と意気込みも十分。大好きなゴルフクラブが手放せない日は、まだまだ続きそうだ。

 

カップ,トロフィー
自宅に並ぶカップやトロフィー

 

プレー中の様子
プレー中の永井さん

 
 

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