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【麻生の人 vol.11】野外教育を通して人生を前向きに生きる人に 〜野口 透さん


野口 透さん

川崎市黒川青少年野外活動センター所長

野口 透さん(麻生区在住)

 

〜 自然溢れる「川崎市黒川青少年野外活動センター」 〜

 

 「川崎市黒川青少年野外活動センターは駅から歩いて3分、コンビニもスーパーも、野菜を調達できるセレサモスも徒歩圏。日本一便利な場所に有る野外活動センターだと自負しています」という野口透さんが同センターの所長になって7年。その活動内容や活動に対する思いなどを伺った。

* * *

 黒川といえば、今ではあまり残っていない貴重な田園風景や豊かな自然に心満たされる場所である。その黒川にあった旧柿生小学校黒川分校が、1983年の栗木台小学校の開校に伴い廃校。その跡地をどうするかを話し合うため、検討委員会が設置された。1991年8月には整備・建て替えが行われ、川崎市黒川青少年野外活動センターが開所。2006年度からは「NPO法人国際自然大学校」が川崎市より指定管理者として委託を受け、センターの管理・運営を行っている。
 野口さんは国際自然大学校日野春校校長として「体験型の野外教育を通し、人生を前向きに生きる人間」を育成してきた人である。黒川青少年野外活動センターでは、野口さんが所長に就任して以来、年間を通してさまざまな体験活動プログラムを行っており、その多くがキャンセル待ちが出るほどの人気。年間利用者数も26,000人を超えた。宿泊キャンプ、アウトドアクッキング、餅つきや流しそうめん、周辺の自然を活かしたハイキングや冒険遊び、また、「野外活動指導者セミナー」や「里山保全」などのプログラムを企画。青少年を中心に、多くの市民に自然の中で豊かな体験をしてもらいたいという趣旨で活動を行っている。
 「最近は焚き火可能な所はなかなか無いが、ここは火が焚ける。土も木もあり、生き物もたくさんいる。今の子どもたちは疑似体験はしているが、五感を働かせて遊んだり感じることが本当に少なくなっていると思う。子どもだけでなく、若い世代の人たちにも言えるかもしれない。自然の中で生き物としての本能を研ぎ澄まし、自然と人間が共生していくワクワクした気持ちこそが生きる力なのではないか」。

 

親子アウトドア教室の様子
「親子アウトドア教室〜アウトドアクッキング〜」の様子

 
 

【問合せ】
川崎市黒川青少年野外活動センター
住所/麻生区黒川313-9(小田急多摩線・黒川駅徒歩3分)
TEL/044-986-2511
URL/http://www.kurokawa-yagai.com/
※2012年6月には楽しくバーベキューのプロを目指せる大人向けの一般募集プログラム「バーベキューインストラクター初級・上級講習会」なども開催。詳細はホームページで。

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