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【麻生の人 vol.14】ひとりは皆のために 皆はひとりのために 〜三浦 幸宏さん


三浦 幸宏さん

麻生ラグビースクール校長

三浦 幸宏さん

 

〜 One for all. All for one. 〜

 

 「次代を背負う若者づくり」をスローガンに、1979年に設立された「麻生ラグビースクール」。三浦幸宏さんは、スクールのコーチとして活躍後、2004年に校長に就任した。現在は神奈川県ラグビーフットボール協会書記長、普及育成委員会委員長としても積極的に活動に取り組んでいる三浦さんに、ラグビーの魅力、そして子どもたちへの思いを伺った。

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 穏やかな表情の中に自信に支えられた厳しさが感じられる三浦さん。子どもの頃から休み時間には外に飛び出し、サッカーや野球に夢中になっているような少年だったが、大学に入って「これだ!」と直感し、ラグビーを始めた。卒業後はクラブチームに席を置いたが、2度の骨折により32歳の時に引退。スクールの専任コーチに就いた。
 ラグビーと子どもが好きなボランティアが集まって設立された麻生ラグビースクールには、現在年少から中学3年生約130名とコーチ約70名が所属。練習、合宿、試合などの集団活動を通じて、技術・体力の向上のみならず、他人に対する感謝、思いやりの意識など仲間との連帯感を育て、心身ともに健全な青少年の育成を目指している。三浦さんが子どもたちと関わる時にはいつも目線を同じにし、できるだけ一緒に行動するよう心がけているという。「今の子どもたちは感情を出さず、やんちゃな子も少なくなってきている。喧嘩も知らないし、大人になっても他人の痛みが分からない。今の親には厳しさが絶対的に足りないと思う。子どもにとってスマートに進んで行くだけが幸せではない。覚めていては得られないものがあり、感動して泣くことも大切な心の成長につながる。本気になった後の達成感の素晴らしさを一度味わったら、人生は本当に輝いてくる」。
 華奢だが足の速い子、走るのは速くはないが強靭な子…ポジションによっていろいろなタイプの子が活躍できるスポーツがラグビー。今後の目標は「スクールの生徒数が200人を超えることと、県大会で全学年が優勝すること」と三浦さん。好きな言葉は「一生懸命、有言実行、継続は力なり!」真っ黒に日焼けしたその後ろ姿は、ラグビーと共に歩んだ人生は常に前向きだったと語っているようだった。

 

練習風景
ラグビーの練習に励む子どもたち

 
 

【問合せ】
麻生ラグビースクール
TEL/090-9802-2785(三浦)
URL/http://asaors.com/
※練習は、毎週日曜と隔週土曜9時〜12時、日本大学稲城グラウンドで行われている。現在スクール生募集中。詳細はマイタウン2012年9月12日号、10面タウンインフォメーション参照。

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