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【麻生の人 vol.18】産婦人科の全ての分野でレベルの高い診療を 〜浅田 弘法さん


浅田 弘法さん

新百合ヶ丘総合病院 産婦人科 部長

浅田 弘法さん

 

〜 患者さんの明るい表情が一番の喜び 〜

 

 今年8月に新設された新百合ヶ丘総合病院は、先端医療を積極的に導入した高機能病院として地域に質の高い医療を提供している。脳、心臓循環器救急や癌治療に貢献することを目指す同院には、地域の要望により高度医療を提供できる産婦人科、小児科も置かれた。今回は腹腔鏡下手術で定評のある浅田弘法産婦人科部長に、同院産婦人科で取り組んでいる診療や患者への思いなどを伺った。

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 浅田医師は慶応義塾大学医学部卒業後、慶応義塾大学病院診療医長、慶応義塾大学専任講師などを経て、新百合ヶ丘総合病院の新設に伴い産婦人科部長として赴任。良性・悪性疾患、不妊治療、体外受精、出産と、産婦人科の全ての分野におけるレベルの高い診療の提供を目指している。大学病院時代は主に不妊症患者を中心とした内膜症や筋腫の腹腔鏡下手術を専門に手掛けてきた。また新百合ヶ丘総合病院においては、日本では導入が遅れ国内で十数施設でしかできないという婦人科悪性疾患(子宮体がん・頸がん)の腹腔鏡下手術も行っている。
 腹腔鏡下手術は下腹部を目立たないように切開し、そこから腹腔鏡を入れてモニター画面で映像を見ながら行うため、子宮内膜症や悪性疾患のような微細構造をより明確に見る必要がある手術に適している。従来の開腹手術に比べて所要時間がかかることが多いが、「出血量が少ない」、「術後の回復が早く早期退院が可能」など、患者にとってのメリットが多い。同院産婦人科で行われる婦人科手術の90%以上が腹腔鏡下手術となっている。また同院では、腹腔鏡の視野をより高精細に視認でき、より出血量の少ない繊細な手術を可能にする手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を導入。すでに泌尿器科の手術で使用されており、産婦人科においても腹腔鏡下手術の豊富な経験を生かして導入予定だ。
 浅田医師が現在までに行ってきた腹腔鏡下手術は3,000件以上にのぼり、多数例の手術を行うとともに、他施設における婦人科悪性腫瘍手術の先進医療(安全性と治療効果が確認され、厚生労働省が保険診療との併用を認める先端医療技術)取得の支援や技術指導も行ってきた。「痛みや苦しみが無くなり、患者さんの表情が明るく変わった時に一番の喜びを感じる」と浅田医師。同院では、平日はもちろん土曜日も終日(17時まで)診療を行っている。重労働であろうが、「不妊症など、仕事をしながら治療をしたい女性や、ご主人と話を聞きたいという人もサポートしたい」と、患者の立場に立って思いを語る。「大学病院はもちろん大学以外の多くの場でも、産婦人科の全ての分野においてレベルの高い優れた医療を学び経験してきた。お産だけでなく色々な領域の診療を行っているので気軽に受診してほしい。女性は男性と違って体にも人生の起伏があるが、自分の体と上手に付き合い、生き生きとした毎日を送ってほしい」。

 

ダ・ヴィンチ
手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」

 
 

【問合せ】
新百合ヶ丘総合病院
住所/麻生区古沢都古255
TEL/044-322-0130(診療予約専用)
URL/http://www.shinyuri-hospital.com/

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