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【麻生の人 vol.25】培われてきた歴史と自然を未来へ 〜石井 よし子さん


石井 よし子さん

里山フォーラムin麻生 事務局長

石井 よし子さん

 

〜 皆でつないでいくことの素晴らしさを伝えたい 〜

 

 麻生区内で里山ボランティアを始めて今年で15年目。里地・里山環境の保全・継承に取り組む「里山フォーラムin麻生」の事務局長を務める石井よし子さんにお話を伺った。

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 都内の出版社に勤務していた石井さんは、「暮らしたいと思う原点がここにある」と、35年ほど前に麻生区に越して来た。しかし都市化が進み生活が便利になる一方、変わり行く景色と共に人々の中からも何かが消えて行くのを感じた。子どもを育てながら、「彼らの心を育むであろうこの町の風土を大切にしたい」と、地域課題を考える地域セミナーに参加。その後、自然や歴史を現場の踏査を重ねることで学習し、それを地域づくりに生かそうと、1998年に市民活動団体「まちはミュージアム」を設立。数か月後には残された大地とその関係者への感謝から、有志と共に里山ボランティアグループ「まちはミュージアム―遊歩道ファンクラブ」を結成した。市内にも前例がなく手探りで始めたことだったが、「熱意・知識・技術がある心強い仲間たちが集まり、支え合ったからこそやって来られた」と当時を振り返る。2001年には麻生区里地里山保全推進事業「里山フォーラムin麻生」が誕生。環境保全や伝統文化継承のため、フォーラム開催他さまざまな事業を行っている。「積み重ねてきたものを橋渡しして行くために、ぜひ若い人にも参加してほしい。自然と歴史を培い共生を考える時、『人間が生きる』という大きなテーマを素直に理解できるようになります。四季折々、自然の変化を肌で感じ、皆で額に汗して地域に貢献する…大変だけど至福を感じます」。石井さんの笑顔は爽やかだった。

 

孟宗竹の間伐
柿生の里クラブで孟宗竹の間伐を行うメンバーの皆さん

 
 

【問合せ】
TEL/080-6787-4123(石井)

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