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【麻生の人 vol.31】シニアたちが楽しく遊ぶまちは美しい 〜植木 昌昭さん


植木 昌昭 さん

NPO法人 あさお市民活動サポートセンター 理事長

植木 昌昭さん(麻生区在住)

 

〜 定年退職者が生き生きと暮らすまちを目指して 新しい仲間との出会い・地域デビューをサポート 〜

 

 区のコミュニティの核であり、市民活動の拠点となっている「麻生市民交流館やまゆり」。その四角く素っ気ない外観とは裏腹に、館内はアットホームな雰囲気で心が和む。同館を運営する「NPO法人あさお市民活動サポートセンター」の理事長・植木昌昭さんは、同館の建設計画段階から市民検討委員として関わり、建物完成後も運営委員として、その存在を地域に広める努力を重ねてきた。そんな植木さん自身が地域と深くつながることになったきっかけを伺った。

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 大手電機メーカーに勤めていた現役時代は働きバチで、会社と自宅を往復する毎日。やがて定年後の人生を意識するようになった頃、会社の先輩からアドバイスをもらう。「役所の広報紙やタウン情報紙には目を通すんだぞ。定年後に役立つ情報もあるから」。その言葉が頭から離れず、広報紙を読んでいると「定年退職者セミナー」の案内が目に入った。どうせ疲れた定年おじさんの集まりだろうと期待せずに参加したが、集まった同世代たちは才気にあふれ、セミナー修了後も定期的に集まる有志の会を結成。会の中で更に、「湯たびの会」「飲み庵会」「パソコン会」など、発案者と賛同者から成る分科会をいくつも立ち上げた。しかし、長年勤め人だった性なのか、そのうち自分たちだけで楽しむのではなく、「地域のお役に立ちたい!」という気持ちがムクムクと湧いてきた。こうして「ボランティアの会」が誕生。植木さんも中心メンバーとして、地域の役に立つ喜びを感じながら、楽しく活動を続けている。
 同時に植木さんは、地域の人々が気軽に集まることができる居場所づくりにも積極的に取り組んできた。それが「やまゆり」での活動だ。定年退職者のスムーズな地域デビューをサポートするシニア向けセミナーや、シニアから子どもまで楽しめるさまざまな企画を実現させている。今では、家に一人でいるよりも、やまゆりに顔を出す方が楽しいという人が増えているようだ。「『楽しかった』『ありがとう』という言葉を聞けたらハッピー。シニアたちが楽しそうに、好きなことをして遊んでいるまちは美しいと思いませんか」。
 地域活動の合間に、気の合う仲間たちと秘湯巡りに出かける植木さん。生き生きシニアの良いお手本だ。

 
 

【問合せ】
TEL/044-951-6321

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