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【麻生の人 vol.63】地域と繋がり 和太鼓の魅力を伝えたい〜 平沼 仁一さん


平沼 仁一さん
「川崎太鼓団 明-akari-」 会長
 平沼 仁一 さん

 

 川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場で2016年12月18日(日)、10周年記念公演を開催する「川崎太鼓団 明-akari-」。「より多くの人に太鼓の魅力を伝えたい」と2006年、和太鼓好きな仲間により結成され、地域の小中学校やフェスティバル、老人ホームなどで活動を続けている。

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長年プロの世界で音楽芸術として和太鼓と対峙して来た平沼さんは横浜市鶴見区出身。少年時代から神輿を担ぎ、高校生では神輿保存会に所属するほど祭り好きだった。就職するも23歳の時、図らずして佐渡の太鼓グループ「佐渡國鬼太鼓座(おんでこざ)」の演奏を見て、これだ!と即日佐渡へ渡り入座。翌年には「鼓童」の旗揚げに参加。その後海外ツアーにも同行し、プレイヤーとして活躍しながら、舞台監督や企画制作などに携わっていった。35歳でフリープロデューサーとして独立し、95年に「東京打撃団」を創設。「形式やスタイルにとらわれない新しい感性によって太鼓の持つ可能性を追求」し、舞台や映画、さまざまなフェスティバル、公演での演奏など国内外で活躍を重ねていく同団を主宰。太鼓界において多岐にわたる活動を展開しつつ、原点返りにも意識を向け、2006年11月、地域に根差した「川崎太鼓団 明-akari-」を発足。「和太鼓は民俗学的なもの。地域ごとの伝統的な生活から生まれている面白さもある。自分たちが入ることによって祭りも少しずつ変わっていく。伝統は古いものばかりでなく、少しずつ時代時代で工夫しながら変化していくのを感じる。祭りや催しなどで演奏をし、市内の小中学校に指導に行くなど地域の人たちと繋がり、輪が広がっていくことが『明』を作った一番の楽しみ」
 10年前に12人から始まった団員は現在24人。小学1年生からエネルギー溢れる団員を募集。ここから多くの指導者が育っていくことも平沼さんの願い。10周年記念公演ではオリジナル曲を中心に「屋台囃子」「明一番」「風華(かざはな)」などを演奏予定。

 

演奏会の様子

「重い太鼓の積み下ろしからセッティングまで皆で助け合い、全身全霊で演奏。疲労も皆で共有すれば喜びに」(青葉区郷土芸能祭りゲスト出演時)

 

練習風景

平沼さんの指導を前に子どもたちの目が輝く(2015年9月 高津区南原小学校にて)

 
 

【問合せ】
TEL/080-3913-8955(小川)
MAIL/taikodan_akari@yahoo.co.jp
URL/https://www.facebook.com/taikodan.akari/

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