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【麻生の人 vol.62】自然の雄大さと、 信頼関係でつながる仲間の素晴らしさ〜 中田 晋さん


中田 晋さん

山岳会「やま++(ぷらぷら)」創立者
 中田 晋 さん

 

 今年から8月11日が「山の日」として祝日に制定された。登山の楽しみを広げてもらおうと、百合丘を拠点とする小さな山岳会「やま++(ぷらぷら)」は11月12日(土)・19日(土)に公開読図講座を開催する(マイタウン9/15号・11面イベントガイド参照)。「どっぷり自然に浸り、さまざまな出会い・発見をしながら心豊かな山旅を重ねることは、他にはない喜び」と、同会創立者の中田さんは語る。

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 ドライブ、読書などが好きだった中田さんが、山を始めたきっかけは31歳の時の藤沢ハイキングクラブ(現・藤沢山の会)入会。数年後、同会会長を含む3人の仲間の死亡事故で自然の厳しさを痛感したことが、中田さんの安全登山の原点となった。スポーツ的な競い合いを求めず、自分が登りたい山を気の合う同年代の仲間と登りたいと、神奈川県労山(勤労者山岳連盟)のリーダー学校などで出会った同志と2003年1月、百合丘に拠点を置く「やま++」を創立。岩場に咲く花、鳥のさえずり、緑の森、満天の星、焚火、テント泊、沢登り、雪山…山を愛し、真摯に自然と対峙する山岳会を導いてきた。
 中田さん自身は山を始めて25年。山行回数は700回を超え、知識や技術を高めるために勉強会やトレーニングを重ねてきた。30代の頃はどっぷり山を満喫できる単独行が好きだったが、今は仲間と行く方が断然楽しいという。「山頂まで行った時に広がるその先の景色。同じテントの下で同じ飯を食べ、時には難度が高い山にも共に挑戦し頑張った同志は永遠の仲間」
 日本百名山、山ガールブーム、富士山の世界文化遺産登録などで急増した登山人口だが、その一方で増え続ける遭難事故。多くの人たちが山に入り、その素晴らしさを知ることは山好きな者たちにとっても喜ばしいことだが、そのためにはそれなりの危機管理が必須。11月に行われるのは山行経験があり、地図・コンパスを使いこなし、スキルアップしたい人のための公開読図講座。「道迷いをしない力をつけることで、自由にルートを選んで登れる山もできてくる。思い通りのコースを自分で選んで歩いた時、頂上での達成感は計り知れない」

 

活動の様子

「次世代を担う子どもたちにも自然の大きさ、素晴らしさ、自然の中で生きることの意味を伝えていきたい」。福島子どもPJで活動する中田さん。

 

谷川山麓

「知識と経験を積むことで、自然は人を受け入れてくれる」写真は谷川山麓にて(後列右から2人目)

 
 

【問合せ】
MAIL/welcome2yamapla@freeml.com
URL/http://yamaplapla.net/

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