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【麻生の人 vol.36】仲間たちと芝居を作り、夢と希望を共有 〜山浦 弘靖さん


山浦 弘靖 さん

脚本家・小説家

山浦 弘靖さん

 

〜 地域活動で知った仲間の存在のすばらしさ 〜

 

この春、麻生区で「ちりりん座」という小劇団が立ち上げられた。主催者は「銀河鉄道999」の脚本などを手掛けた山浦弘靖さん。今、地域で芸術活動を展開していくこととは…。

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少年時代、東京蒲田の焼け野原で終戦を迎えた山浦さんは、早稲田大学在学中に「賊殺」で第16回芸術祭公募脚本部門・文部大臣賞を受賞し、脚本家としてデビュー。その後「ザ・ガードマン」「ウルトラセブン」「大江戸捜査網」など、アニメや特撮から時代劇、2時間ドラマまで、多数の脚本を手掛けた。また、「ゴジラ対メカゴジラ」「銀河鉄道999」など映画の脚本も担当(銀河鉄道999はテレビ版も)。集英社コバルト文庫「星子シリーズ」などで小説家としても活躍している。
 一方、川崎市アートセンターを本拠地とする「劇団わが町」に、設立時より団員として参加。同じ頃、地域の自治会長にも就任した。
「テレビなどの脚本の仕事は『個』でするが、地域での活動は『仲間』が増え、展望が広がっていく。地域を大切にする活動ができないかと立ち上げたのが『ちりりん座』。仲間たちと芝居を作ることで、お互いに夢と希望を共有し合う。そんな生き方をしていきたい」。
 5月の連休には、ちりりん座旗揚げ公演「賢治啄木・星の夢列車」を、麻生市民交流館やまゆりで開催。盛況のうちに幕を閉じた。現在、その続編として、戦争を知らない世代と知り過ぎている世代を重ねた、哀しくも一条の光の射すファンタジー「星の夢列車・沖縄竜宮伝説」を企画執筆中。
 「一番の夢は地域の音楽家たちとのコラボで新百合ヶ丘を舞台にしたミュージカル(歌芝居)を作ること。銀河鉄道999のような、時空を超えた愛と戦いの作品を大きなスケールで描きたい」。山浦さんは熱く語った。

 

漫画家・松本零士さんと
「銀河鉄道999」の作者である漫画家・松本零士さんと(1989年)

 

ちりりん座メンバー
盛況だったちりりん座「賢治啄木・星の夢列車」旗揚げ公演後、メンバーの皆さんらと

 

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