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【麻生の人 vol.37】より地域に開かれたコミュニティーを目指して 〜石井 和明さん


石井 和明さん

社会福祉法人セイワ 川崎授産学園 学園長

石井 和明さん

 

〜 市民交流の積み重ねが障害者への理解に 〜

 

1981年の国際障害者年に、障害者のための複合施設として開設された「川崎授産学園」(麻生区細山1209)。今後更に開かれた施設として地域に根差していくことを目指す、学園長の石井和明さんにお話を伺った。

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 石井さんが学園長に就任して、この7月で5年目。22,000平方メートルという広大な学園敷地内の緑や支援施設の整備に汗を流したり、巡回したり、デスクにじっと座っていることはほとんど無い。「職場環境が整ってこそ職員も良い仕事ができる。それが利用者の笑顔につながり、自分自身もエネルギーをもらえる。苦しい道を選んでこそ、人は進歩する」と、日々奔走しながらも、疲れ知らずの笑顔で語ってくれた。仕事の後は、職員を連れて飲みに行くことが何よりの楽しみだと言う。
 同学園は「音楽交流サロン奏(かなで)」や「天体観望会」、防災サバイバル「チャレボラ」、夏祭りなど、市民交流事業も積極的に行っている。「障害者福祉施設として特別視するのでなく、地域福祉の拠点としてこのような施設があり、更に防災施設としてはもとより、市民活動にも利用できる場として捉えてほしい。また、開催する交流イベントなどにも積極的に参加してほしい。そういう機会の積み重ねが、障害者への理解にもつながる」。
 障害を持つ人が増え、障害者の高齢化も進む現在、学園は老朽化が懸念される施設の建て替えと共に、一般と障害者に特化した特養施設と、待機児童を少しでも減らすための保育園の併設要望を川崎市に出している。将来的には異世代交流も期待される学園。石井さんの奮励は今後も続く。

 

バーベキューの様子
バーベキューの後、お腹も心もご満悦顔のグループホーム利用者とスタッフの皆さん

 

▼「天体観望会」第2回/2014年8月2日(土)19:00〜、第3回/2014年9月6日(土)(中秋の名月)19:00~
▼「音楽交流サロン奏」毎月第2・4木曜 13:30~15:00

 

【問合せ】
川崎授産学園
TEL/044-954-5011

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